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四季折々に変化を見せる野山に魅せられながら生を育んできた日本
棚田の美しさ、山里の移ろい、海に見る夕陽や日の出、富士の気高さ・・
特に日本人の侘び、寂びの想いは拓け行く冬から春というよりも静けさを増す秋から冬への情景に共感を覚えた究極の応えのよう・・
なんて、わたしは勝手に解釈しております(^^;
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山に行こうと思うごとに気が引き締まっていくこの季節。
吹き荒れるかもしれない風の冷たさと、夜明けの霜柱を想いながら装備が徐々に重たくなっていくこの時期の山行・・
もちろん、ダメだと思えば引き返せばいいだけの話だが、関西圏の往復四時間の道のりならまだしも、遠征の往復八時間以上となると車に積み込む「もしかして装備」の量が増えていく

幕営装備にしてもスノーフライシート、シュラフ#3から#1、シュラフカバー、フットカバーまた、チェーンスパイクからアイゼン、ポールのスノーバケット・・
厳冬期のピッケル、12本アイゼン、ロングスパッツ、グローブはともかくも、いずれ出番も遠からずだろう・・
厳冬期になれば装備は増えるのだが、逆に水は減るのでトータル重量はさほどに増えるわけではない。
つまり積雪のない寒風吹きすさぶこの時期が水を背負いながら装備も増えてくるので一番背中が重たくなっているように思う

テントでの鍋物や暖かい飲み物などが有難くなりますね
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山を行く・・
この自然との一体感に身を震わせる行為の中に「恐怖」という感情はない。
よく夜間単独登山に「怖くはないのですか?」と訊ねられる。
登山口で準備する高揚の時、実際にゆっくりと歩きながら身体を整える緊張の時、徐々に高度をあげながら暗闇の分岐点で思考する迷いと決断の時、さらにはその決断の正しさをルートに探す精神がくもの巣のように張り巡らせる逡巡の時、違うと結論し次の行動を模索する落胆の時、もしくは正しいと確信しさらに歩みを強める核心の時、そして最後の秒読みを楽しむ快楽の歩行・・
大自然に育まれた人間の生・・
それを再び大自然に置いたところで何の不安とてあろうことか
草木も虫も獣も共存しえない環境に慣れ親しんだ人の感覚からそぎ落とされた冴え渡った五感、六感を取り戻すなら、自然の中でこそ母の胎内に守られた安心感を享受して当たり前なのかもしれない。
牙ももたない、鋭い爪もない、保護してくれる分厚い革もなく保護色もない。
そんな人間が生命の頂点に立てたのは、知恵と仲間とのコミニュケだろう
個に還って自然を闊歩し個の持っていたかつての内在する能力を発揮するには、自らを闇の中においての修行を試みるしかないのかもしれない。
な〜んて、シリアスに考えてみると・・
修験者の原点らしきものが見えてきますね

もちろん遠く及ばないのですが、物事は意外とシンプルなものだと思います。
心をひとつに留めて揺ぎ無いものにする「禅」の境地にも通じるものが山を歩くという行為の中に存在するのは、みなさまも感じていらっしゃらないでしょうか?
質問箱に、単独の幕営が怖くは無いのか?という趣旨の話があったので少し考えてみました。
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相変わらず話が飛びはねしてますがご容赦あれ・・
わたしは連休ではないのですが、昨日、大阪北部の箕面の森に嫁と行きました
結果は・・市内では降ってない雨にたたられて散々でした。
今年は本当に天候に振り回されてます。
11月9日(日)こそ!との思いで台風20号の進路を見ております。
な〜んか、山が「いまは来るなよ!」と言ってるような天気の移ろいですね
でわでわ

uedayasuji さま
冬物、、、様々にお値段高いのよね
特に寝袋なんか片手は軽くするし、、、
夏、、、、お安いもので十分ね
非常に良いジャマイカ
ザックも軽いし。
寝袋なんか2-3,000円で十分
芋的には本日はまだ夏のいでたち(今日の丹沢塔ノ岳は・・・半袖Tシャツ一枚)。
街ではクールビズも終って明日から通常
あ〜 何故神様は人間に気温、風雨、風雪に対する抵抗力を授けてくれなかったのでしょうか
一年中どこでも裸に近いかっこで歩きたい。
ザックの中は水と餌。
・・・おっと、、、
おぉ、道友芋殿!
年に一回のモンベルフレンドフェアー・・これ、いいです
昨年は、オーバーオールの派手派手冬ウェアー・・
4〜5万の定価が、一万とちょぼちょぼ!売れ残りでしょうが・・
寝袋もわたくしめ#3にシュラフカバーで対応しておりました(-15℃でもOKでしたよ
もちろんmローソクランタンの力も借りてですが・・
#1は重くて極力#3でしのぐ様にしております。
加藤文太郎師匠は「腹が減ってなければ凍死する前に目覚める」などとご指示されておられますが・・当方、その凍死のキワまで行くつもりなど毛頭なく根性すらもち合わせておりません
それでもマイナス20℃までの幕営ならどうにか対処できる装備は整えているつもりですが・・実際は、非難小屋に逃げ込むほうが安価で安全かもしれないですね(大笑
一昨年の厳冬期唐松岳はウェアーの下は半そでシャツでしたが汗まみれ・・ただし行動停止するとてき面に凍えます
>一年中どこでも裸に近いかっこで歩きたい・・
雪山やると・・たしかにお金はかかりますね〜
いつだったか・・ヒー○テックのフリースでマイナス15℃を歩いて汗でグチョグチョになって非難小屋で着替えました・・ありゃ・・山では使えないです。
ふふふ・・
でわでわ
水割りの 氷のかけらに 山を見て・・ お粗末でした
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