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写真二枚目 ガスに覆われた尾根筋・・その後にピーカンになります
写真三枚目 いいですね・・雪で直登!ワクワクの沢です♭
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山に出かけるおりには玄関口で嫁が必ず口にすること。
「気をつけて行ってらっしゃい」
何気に使うこの言葉・・
もちろん、心より相手のことを想ってのことだろう。
車を使う商売上、わたしどもの会社でも乗車前に点呼して最後の言葉には「気をつけて」である。
が、ちょいと違うところがある
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事故惹起者を集めて指導することがある
ここで、面白い実験をときおりやる
まず「気をつけてよく観てくださいね」と前置きしてから12個の画を見せる
車・花・家・パソコン・体操・マラソン・水泳・・などのイラストが一枚に描かれている。
これを30秒間被験者に見せるのである。
その後に質問
「泳いでいた人の腕が上がっていたのは、右?左?花の種類は?車のナンバーは?」
これに答えられる人などいない。
非常に簡単な話で、全体に注意力を散漫させるからである。
さて、次に「車の色に注意して、花の種類に注意して、家のドアーの向きに注意して観て下さいね」と三点ほどに絞って「気をつけさせる」のである
ほぼ、満点で答えは返ってくる
もう、お気づきであろう。
抽象的な「気をつけて」は、心配する方の真意であることには間違いは無いだろうが、それが日常的な挨拶となると効力がないというお話である。
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先の日記で昭和57年4月4日八ヶ岳竜頭峰にての遭難を記述した。
http://www.yamareco.com/modules/diary/37029-detail-84775
滑落して亡くなられた竹島徹君は母親から山を教わったという。
社会人山岳会の大阪白樺会に友人をもつ母親・・
八ヶ岳にも幾度か山行していたらしい。
徹君を見送った日にも言ったであろう「気をつけて行ってらっしゃい」
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いづこの世界にあっても事故というものはつきまとう。
工場の製品の歩留まり・・不良品も事故であり、接客のクレームも事故である。
山にも山岳事故というものがつきまとう
考えてみれば車を運転しての安全のための確認作業よりも山を歩くという行為における確認作業の方がはるかに確認点数が多いようである。
山道を登る。
その一歩づつの足の置き場にも安全確認の意識が要求される。
雨の日の樹木の根っこ、濡れた落ち葉、滑る石、細いトラバース・・
落石注意の場所にクサリ場ガレ場にザレ場・・
ともあれ、少しでも事故をへらすためには「気をつけて」に一言添えるのも大事なことと思うのである。
そしてその大事な一言こそ同じルートを歩いた先輩しかわからないことである。
「新穂高ルートで槍ヶ岳に行ってくるよ」
「第二ゲートから砂防ダムのところが氷張っているから気をつけてね」
「チビ谷付近のトラバース道に根っこが張り出してるから気をつけてね」
「飛騨沢のトレースをはずれるとヘタすりゃ太ももまでハマルから気をつけて」
「飛騨沢最後は氷が硬いからしっかりアイゼン効かせて絶対にひっかけてはダメだよ。ピッケルもしっかり使って最後まで気をつけてね」
ふふふ・・新穂高行ったばかりだから、いま行く人にはこんな気をつけての言葉をかけてあげたいですね
でわでわ

本日、例の講習会ですので夕方まで閲覧不能です

16時30分開放されて会社に戻ってまいりました。
大阪市内も紅葉と初冬が一緒に来たようです

12/3から寒気団で冷え込むとか・・雪山・・行きたいですね

こんばんわ
毎日UPされる日記、いつも拝見しています
「気を付けての効能」・・・具体的な「気をつけて」の方が確実に効果があるとは思いますが、私は抽象的な「気をつけて」でも効果があると思っています
共働きの我が家では私が先に家を出るのですが、嫁が必ず「気を付けて行ってきてね」と言ってくれます
その「気をつけて」が潜在意識にあって、無理な運転をしないようになってますから
お蔭でヒヤリハットはほとんどないですね
・・・とは言っても、昨年、追突事故を起こしてしまってますから断言出来ないかなぁ(汗)
いつもありがとうございます
日記は感受性を磨くために極力、記述することにしてます(#・・;
毎日、毎日同じことの繰り返しなどと思わないことが大切なのかと(汗
運行管理という職域からのお話で、恐縮です。
交通事故は、多大な社会的損失を伴い死亡事故もあとを絶ちません
ために、それなりの権威という学識者の方がいろいろ知恵を絞り政府も事故対策機構などという全国組織で減少に向けて努力してますね
ひるがえって山岳事故を非難する登山経験のない方がたもいらっしゃいます。
交通事故の分析結果を山岳に応用できないものかとちょいと考えました
朝の出勤には、奥様の笑顔だけで抑止効果があるかもしれないですね。
事故は身の回りで起こるもの・・下山から自宅に帰るまでが登山と昔は教えられたものです。
偉そうに言っても私自身ゴールド免許ではございませんので(^^;
ともあれ法律を守るところからの無事故でしょうね
どこかでお会いできればいいですね
でわでわ
日常生活でも登山でも時間を意識するときが危ないようですね
あーーーー!
ウチの社長いちいち言うんですよ
そんなの判ってるよ!
なんて思いながら聞き流すんですが
コレって結構重要なことなんじゃないかな!!
と、感じてた所でした
漠然と気をつけてより全然気をつけますもん
本人が知ってか知らずかは判りませんが
そこを気づけるのって凄いなーと
思わずコメントしてみました
yamagaさん、こんばんわ〜
営業実戦部隊の最前線でやってるときは、交通事故など口にしたこともなく考えたこともなかったですが(^^;
管理する立場になると、やはり健康安全管理が主体になりますね
命にかかわる重大事故が起きる前に、やはり注意するというよりどうすればハンドルを握る人に考えてもらえるのかと思ってます。
また山岳事故などをいま少し減らす方策はないものかと・・(え?夜間登山するなって(^^;
デンジャラスは登山の醍醐味ですが、それに見合った訓練と技術は必要ですよね
お山については、まずは自分が気をつけること!と自戒してます
冬山・・入山ではいつも鳥肌もので緊張してます
でわでわ
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