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実際に歩いたお山だけに、その筆の行方が気になって仕方が無い(^^;
話が、大村益次郎から近藤勇にとんで、それが勝海舟の思惑にたどり着いての甲州での「勝沼の戦い」なる未知の戦闘まで及んでくると歴史小説を紐解いていく面白さに自らも調査してみたくなりますね。
過日には宮崎駿から風の又三郎が出てきての宮沢賢治との関わり・・
神道から仏道を巻き込んで、くぐり岩から旧道尾根筋の名称まで、多岐におよぶ小話に興味がつきることなく、権現尾根筋の非難小屋跡の話などになると踏破してきた道筋だけに、あれやこれやと思いをめぐらせている。
考えてみれば関西には、大峰奥駆道の峰々があり、高野山から金剛葛城の楠公以来の密教修験者に甲賀伊賀の忍びの里もある。
もちろん、わたしの知らないサイトなどで盛り上がっているのかもしれないのであるが、この「調べてわかった・・」シリーズの情熱ほどではないように思う
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わたしが二十代のころに、滋賀県は琵琶湖のほとり、坂本の地に一人の民俗学の先生がいた。
「民俗学なんて金にならない学問ですよ」と寒い時期に、コタツに入りながら先生の話に耳を傾けた記憶がある。
「でもね・・わたしの素朴な疑問をわたし自身が放置しておけないんですよ。わたし自身を納得させるために調べているといつしか50年もすぎていましてね」
この先生の話がそれこそ枝葉の末枝まで多岐に及んだ。
映画の京都撮影所から時代考証を依頼されたりして映画監督の知人も多かったようだ。
「時代の空気を吸えるようになれば、一人前じゃないですか・・」
そんな言葉が印象的だった。
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八ヶ岳の登山道には苔むした岩が連綿と続いている。
それこそ宮崎駿の描く「森」のイメージがある。
数百年変わらぬ姿であろうことを想像すると、こうした光景の中にわらじで登る信者の姿をみてしまう・・
お山の中腹で休憩しながら仰ぎ見る信仰の対象である頂上・・
それを拝みながら周囲を見渡すと・・それは宗教画にある大日如来を守る神々であったり、胎蔵界曼荼羅の釈迦如来を守護する菩薩に見えたことだろう。
そんな時代の空気に触れさせてくれるpasocom氏の「調べてみてわかった」シリーズが・・とてもいい

だれか「調べてみてわかった・・」北アルプスシリーズを紐解いてくれないものだろうか・・

でわでわ

「調べてみてわかった・・嫁の考え・・」
調べたくも無いですが・・(爆笑 ミラレタラ・・コロサレソウ・・

私も、熊野古道を歩いていた時、山の暮らし、街とのつながりなど、今の暮らしとの違いなど、いろいろ考えいると楽しかったです。
コメントありがとうございます
わたしは単独行が好きですが・・こういった話は、やっぱ、みんなで盛り上がるのがいいですね〜(^^v
いつも行くお山の歴史などをちょいと調べて、新人さんを案内するときに薀蓄をたれる(笑
お山を好きになってもらえるかもしれないですもんね
熊野古道いいですね・・わたしの母方のおじいさんが、吉野の川上村です
熊野の古道は少しだけ歩きましたが・・40年もまえの話です
でわでわ
私の日記の宣伝をしていただきありがとうございます。
私としては特段「民俗学」などというほどの学問的な追究をしているつもりでもないので、ちょっと恥ずかしいようです。
まさに、「わたしの素朴な疑問をわたし自身が放置しておけないんです。わたし自身を納得させるために調べている。」という感じですね。
私がこんな話をするとカミさんは「そんなん、証拠がない・・・。」と言いますが、今となってはそんなものがあろうはずもなく、書いていることは全部想像・推測ですね。
証拠がないから素人でも自由に想像。気楽です。
pasocomさん、こんにちわ〜
>書いていることは全部想像・推測ですね
時代の空気を読んで、想像してそれに基づいて証拠を探していく・・
そんな謎解きが楽しいらしいですよ
それでも八ヶ岳のお話が、広がりを見せていくのには驚くばかりです。
古書や古い手紙が珍重される意味が腑に落ちますね
素人の自由な発想こそが庶民に通じる感情かもしれませんよ
これからも続編をよろしくお願いします
でわでわ
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