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写真二枚目 広角レンズなら南北の空を区切る雲がわかるのですが・・雲の下に山並みなど一切ないですよ・・(汗
写真三枚目 フカヒレコースを前にした嫁・・わたしの財布に冷たい風が

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お山を安全に歩くために地図を携帯してそれを読む・・
もちろん常識なんですが、実際に地図を出して云々という場面は、わたしの山行では、ほとんどと言ってありません。
山行計画段階で1/25000を出してルートを選定し、記載された標高を読み分岐の景色を確認しルート周囲の崖・沢の位置を特定しておく程度ですね。
ルートを決めて山レコに計画書をアップする段階からは地図から離れます。
もちろん、登山口ではコピーを持参。
初見のルートでは、山レコの山行記録写真を持参してますが、冬山では標識の写真が主になってますね
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さて、実際の山歩きでは地図とともに気象を予測するということが非常に大事な安全の要素になるのは、異論なきところ。
快晴の山歩き・・でも、わたしが注意している雲があります。
奇しくも今朝の出勤途中に大阪の南の空にそれを発見しました(写真一)
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幕営をされた方なら経験されていること。
テント内の幕に凍てつく氷や夏場でも高山幕営で見る水滴・・
あれは空気が冷やされて空気中の水分がテントの生地に露となって現れるので濡れてしまう現象です。
つまり、空気は冷やされると水分を放出します
暖かい空気と冷たい空気の境目にはそういった前線の雲が発生します
それがはっきりと見ることができるのが、横一列に空を割るような雲の壁が写真の状態です。
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お山を安全に歩くには、地図を読み、空を読むことが大事だといえますね。
「擬似好天」「擬似晴天」という言葉はぜひ覚えておいてください。
登山の装備はますます近代化されていると思います。
アマ無線から携帯電話へ、地図からGPSへ、さらに天気図作成からタブレット端末へと推移していますね。
携帯を山では使えない時代はもう過去ですね。
二年前まではザックに無線機を忍ばせてましたが、わたしの装備では無線機は軽量化の対象になって余裕あるときにしか携行してません。
地図は携行してますが、その地図に山レコからダウンした標識写真が加わってます(初見のルートですが)
さらにタブレット・・これは山に入る前に「低気圧」の位置だけは確認してます。
幕営しながらネットがつながれば天気図の確認は怠ってないですね。
「天気は西から」・・この格言は覚えていて損はないはず。
朝方の「擬似好天」が発生する条件は、低気圧圏内における等圧線の幅が広い範囲に自分がいるときです。
しかも、その低気圧が現在地よりも西に中心を持っている場合は、前進は命取りになる確率が高いですね。
天気図における自分の現在地確認作業は、地図における現在地確認とともにぜひ知っておくべき作業です。
そのうえで、空を見上げましょう
山屋がルート上で西の空を見上げるのは、景色を見ているのではないです(汗
西の空が暗い雲で覆われていれば至急下山体制をとるべきですね、冬山ではとくにこの注意が必要です
さらに空を南北に分ける写真の雲は要注意ですね
地図と空を見上げる・・
そんな万全の山歩きを心がけたいものですね

でわでわ

昨夜は、嫁に心斎橋に呼び出されて・・フカヒレのコースをつき合わされました

わたしは飯ごうの飯の方が旨いと思うのですが・・ったく、寒気がわたしの財布にも押し寄せました(爆笑
今日も大阪市内は小雪が舞うそうです・・
お山の遭難事故が心配ですね

uedaさん、おはようございます。
山行にあたって、もう一つ大切なもの。付け加えておきますよ。それは嫁の機嫌。一見、にこやかに送り出してくれる疑似高機嫌。これには要注意ですね。これを読み違えると、山ライフはおろか、人生そのものを終わらせかねません。その辺いわれずともよくわかってらっしゃる。見事なふかひれ攻撃です。うちはお土産持って帰るくらいですから、安上がりなのか、まだまだ自分が甘いのか。。難しいところです。
おはようございます、カタヤマ氏!
昨日の朝に「会社の帰りに心斎橋にきて」などと笑顔の誘い・・
どこへ?の質問にも「それは言われへん」とのお言葉・・
長堀のPに駐車して待ち合わせ場所に行くと・・怪しげなビルに・・
「いらたいませ」(別に馬鹿にはしてません!そう聞こえました!)
中国の方が経営する本格「フカヒレ専門店」らしいです
「テレビでやってたから・・」などと嫁の話にうなづきながらも・・財布が遭難しかけました
まぁ・・15日は、無罪放免となりましたが
この多大な犠牲の日程を・・なんとか山行に結び付けたいものです
でわでわ
わたしはやっぱ「焼肉」の方が・・
uedaさん、おはようございます。
理科系的な話は苦手、とおっしゃっていましたが、山に関してはかなり気象学的知識をお持ちですね。
もっとも登山者には気象の知識は必須ともいえます。
今日の天気図を見ると日本列島には等圧線が東西にかかっています。そのため山はどこでも西風のようですね。
大阪あたりもそのようで、思うに大阪湾や瀬戸内海の湿った空気が奈良の大台ヶ原というんでしょうか、山地にぶつかって雨雲になっているようです。
湿った空気が高い山にぶつかり、そのまま高度を上げると気温が低くなる。すると空気内の水分が放出される。
これはuedaさんが書かれた前線の理屈と同じ「結露」の現象ですね。
ですから、山では風が吹き付けてくる方角の斜面に雨が降りやすい。これも覚えておくといい現象だと思います。
おはようございます
pasocomさん、わたしなどは聞きかじりの集大成ですから知識は穴だらけ(汗
ただ、現場で知識をつき合わせして実際の空を確認してます
夜間でも月明かりで雲は視認できますし、低気圧承知の入山では低気圧の速度と現場の天候をつき合わせていると経験上での天候の推移というものを肌で感じてきますね。
風がぬれて重く感じたり空気の湿りを肌で感じたりするのは、頭の天気図との相関関係なんでしょうが・・
山では臆病にならないととんでもない事態に発展しますから、夜間歩きのときなどは、かなり敏感になってます
>山では風が吹き付けてくる方角の斜面に雨が降りやすい・・
山肌を行く登山道などではとくに感じることですね
ともあれ、ちょいとした知識で危ない局面を避けることができれば・・と思うしだいです
でわでわ
5月3日は、天女ゲートからクラブスタートできそうです。
あとは天候を祈るのみ・・ですね
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