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それで気付いた
この映画はジブリが描く素晴らしい山岳風景のオンパレードてこと
冒頭から、朝靄が流れる中、ハウルの城がぬっと現れる。
雲の動き方は登山していればよく出くわすシーンそのもの。山登りする人たちはもはや見慣れた景色かもしれないが、自分は大好物でいくらでも眺めてられる程好きだ。
おばあちゃんになったソフィーは、山の中腹まで荷馬車にお世話になりその後登りだす。そうなの。登山シーンまであるのだ。
多分、自分の呪いをハウルに治してもらうつもりなのだろうが、登山する人間からすると動き出しが遅すぎると、ひやひやしてしまう。大丈夫かなあと思ってみてたら案の定日が暮れてきた。夕焼けは良い感じですが、あっという間に夜になる。万事休すと思われたが、奇跡が起きて無事ハウルの動く城の中に入って一息つく。
その後は、なにせ動く城なので、勝手に城が動いて絶景を見せてくれる。
特に洗濯物を干す為に休憩した湖の畔や、ハウルの家のあった湿原の花畑が印象に残った
調べてたら、その高層湿原のデザインの元となった湿原が秋田県乳頭山の辺りにあるらしい。これは行かねばなるまい。
以下、余談
(1)掃除について
ジブリ映画ではよく掃除シーンが描かれる。
古い順で思い出してみるとまずラピュタ
シータが無茶苦茶なキッチンを瞬く間に綺麗にする
となりのトトロ。引っ越してきた家の掃除をサツキとメイが元気よく片す
魔女の宅急便では、グーチョキパン店のオソノさんの家の一部屋を掃除して自分の居場所を確保する
千と千尋の神隠しでも掃除してたよね
今回のハウルでもソフィーはお城を綺麗にしていく。
掃除をすることで存在意義を認めさせたり、自信を取り戻したりと上手く使ってるような気がする
(2)食事について
食事シーンもよく描かれる。その食事シーンがいつも美味そうなんだよね。今回は、ラピュタ以来のめだま焼きをハウルが作るシーンがコミカルに描かれる。食べたくなったので翌朝作りましたよ。ハウルほどうまく作れんかったけど
食べる時に「うましかて」と言って食べ始める。「旨し糧」らしい。自分は「馬鹿手」だとずっと思ってて、なんて不謹慎な奴らだと思ってました(笑)
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