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前々から気になっていたのだが、ようやく鑑賞
75歳以上の高齢者には「死ぬ」自由が認められた世界を描く
PLAN75と言うのは劇中で登場する、国が75歳以上の人向けに打ち出した自殺幇助支援制度の名称
制度に申し込むと10万円が国から無償提供される
CG等全く使われていないが、ちゃんとしたSF映画だ。
PLAN75と言う名称は、自殺幇助支援と言う言葉をオブラートに包む為のカモフラージュ。そして、PLAN75以外は、現代社会と何ら変わらぬ描写 それもあって大変リアリティを感じた。
外国人がこの映画を観たら、日本には本当にPLAN75があるんじゃないかと勘違いしてしまいそう
主人公のおばあさんを演じるのが倍賞千恵子
寅さんシリーズのさくら役で有名ですな
この倍賞千恵子がとても品の良いおばあちゃんなのだ。そのおばあちゃんも、色々あって職を失い、路頭に迷う。PLAN75と言う制度があるのは知っていても、まだもう少し自分はやれると思って頑張ってるのだけど、そのおばあちゃんが、PLAN75に申し込むきっかけにハッとさせられた
色々考えさせられた
観れて良かった
内容が内容なのでね
別に勧めてるわけじゃないですよ
まあ、興味があれば
所で倍賞千恵子さんは、少し前に「Arc アーク」と言う映画にも出演していた。こちらは不老不死になった女性が主人公なのだが、主人公は芳根京子が演じている。不老不死になれる人とそうでない人が先天的にあると言う設定で、最終的に世界は選ばれし人達だけは不老不死になる。
倍賞千恵子さんの役どころはと言うと、これがまたPLAN75とリンクするのだけど、不老を止めて死を迎え入れると言うおばあちゃん役なのです
Arcは2021年公開なので、撮影とか考えると、たまたま似たような役のオファーが重なったって事だと思う
それだけ気品があるのでしょう
最後に、高台から太陽を見つめる添付のポスター写真ですが、これは映画本編にも現れる大変美しい、そして重要なシーンです
本編から主人公は神奈川在住と思われます
且つポスターシーンは前後から考えるとサンセットだと思われます。
と言う事は、見えてるのは小田原市街と箱根の山ではないか?
うん、そうに違いない
と、一応山ネタも書いておきます(笑)
Google Mapの検索欄で下記の座標で検索し、ストリートビュウで箱根の方を見れば山が同じ形に見えます。
35.288963,139.213780
https://www.booking.com/hotel/jp/sheng-long-an.ja.html
映画の方は身につまされる問題なので、山ネタに反応しました。
コメントありがとうございます
なんと、確かに同じ構図です
場所が特定できてすっきりしました
有り難う御座いました!!
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