静岡県を完歩

8月3日、川根本町を制覇したことで、神奈川県の自宅と静岡県の全ての各市町村を繋ぐ歩行実績の閉ループが完成しました。
静岡県には35市町村があり、これを延50日、1389Ｋｍで踏破しました。
地元神奈川県、埼玉県に次いで、三県目です。
静岡県は旧東海道、東海自然歩道、富士山周回、伊豆半島一周、遠州灘沿岸、一ノ宮参詣など魅力あるコースが多く、そのコースから唯一外れた市町村が、川根本町でした。(東海自然歩道のサブコースには入っています)
川根本町には逸話があります。かって東海自然歩道を西に歩き、大井川に架かる駿遠橋の少し手前で川根本町に繋がる県道があります。
この県道に向かって坂を下っていく途中に、自宅の庭先で作業をしていた老人が、少し先に、『いい温泉があるよ』『休んで行きなよ』と声を掛けられました。しきりに勧めてくれるが、その日の宿は駿遠橋を渡ってすぐの所です。反対方向に進むのは気が乗りません。県道に出たところのセブンイレブンで小休憩をして、老人には悪いが川根温泉には向かわず宿に向かいました。今回も同じセブンイレブンの前を通過して、当時の状況を思い出し感慨深かったです。その時、川根温泉に寄っていたら、今回の川根本町を訪ねる大井川鉄道沿線の旅はなかったかもしれません。
ウオーキングを続けている間に、目標がどんどん多岐になり、達成感や面白味も当初とは全くレベルの違うものになってきました。まさしく”継続は力なり”で世界が広がります。