明治時代に『ツーリズム』を誤訳して『観光』が当てられたそうです。『観光』は詩経に出てくる言葉で「領主が領内の暮らしぶり等治世を把握するため、巡った行為」のようです。(間違っていたらごめん)
領主ではないが、徒歩旅をしていると、ちょっとした出会いが地元の印象として強く残ります。何故、こんなことを書くか?
椎葉村と西米良村で遭遇した出来事が対照的だからです。
旅館鶴富屋敷で観光協会へ行くことを勧められました。(椎葉村や宮崎県のキャンペーンを知らなかった)そこの職員の対応が素晴らしかった。手続きを終えて、椎葉村の紙クーポン券(宿泊割引券と買い物券併せて2000円分)と宮崎県の電子クーポン3000円を入手しました。この事、通常業務ですが、その後、道路状況を尋ねている最中に、明日も椎葉村に泊まることを察して、直ぐに椎葉村の紙クーポン券もくれました。更に、更に翌日でなければ処理できない宮崎県の電子クーポンは、翌日にQRコードが印刷された用紙をわざわざ大河内の宿まで届けてくれました‼?椎葉村の好印象は他にも有りましたが、長くなるので省きます。
他方、西米良村での出来事。
旧領主菊池資料館へ到着したのは12時10分。13時迄閉館で見学は諦めました。小雨がぱらついていたので、村所駅待合所(役場施設と思えた)で宿から持参の弁当を食べようと思いました。職員らしい方が、カウンター越しにお握りを食べていました。『こちらでお弁当を食べても良いですか?』職員はカウンターに近づくことなく、座ったままで『出来れば、外でお願いします』『分かりました』と言って、私は外の長椅子で弁当を食べました。ここも屋根があって雨には濡れませんが、直ぐ横をトイレに出入りする人が行き来していました。宿は「カリコボーズの宿」で村営の施設かも。
可もなく不可もなしと言えるが、サービス業としては、最低レベルでした。これは個々人の問題でなく、従業員教育やシステムの問題です。何故ならば、一人一人は無愛想で笑顔もありません。でも、フロントから少し離れたキャンプ場へ雨の中、リュックを背負い、歩くのが『嫌だなぁ』という表情を感じたのでしょう。車で送ってくれました。助かりました。
変な日記になったが、宮崎では、高千穂、延岡、高千穂、五ケ瀬に泊まったが、そこでは宮崎県キャンペーンを知らない私とわざわざは教えてくれない人の責任で恩恵に浴せなかった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する