喫煙者を見習え!
「煙草を吸え」と言っているわけではない。理由は後ほど。
電車やバスに乗ると、優先席がある。弱者が乗車してきても、目の前に来ても、知らぬ存ぜぬ人がいる。以前は寝たふりをする人もいたが、今は平然と座っている若者が多い。男女平等は、このような無礼者人間にも浸透して、女性も然り。優先席近くでは『混雑時にはスマホの電源を切る』ことになっている。しかし、私を始め、殆どの人は電源を切っているとは思えない。エスカレータでは『歩かないで、立ち止まって』と言われているが、相変わらず、速足や駆ける人がいる。そんな環境で育った子供が成人して社会を構成している。スポーツ少年だった人は『競技の中では、ルールがあるが、競技外の一般社会にはルールがない』と思っている節もある。近くに総合運動場があり、多くのスポーツ青少年に出会う。関係者とは挨拶をするが、運動場近くの歩道ではすれ違っても、挨拶はおろか、道を譲ると言うことは皆無である。これらは個々人にも責任があるが、行政や施設管理者、教育、家庭に大きな責任がある。ルールを作ったものは、そのルールが相応に守られているか、チェックする義務がある。守られていなければ、啓蒙の促進や罰則の適用もするべきである。横幅の狭いエスカレータの導入や優先席近くはスマホの電波を遮断するなど本気で対応して頂きたい。ルールが陳腐化したり、社会の変化にそぐわなくなったら、そのルールを廃止する宣言も必要である。さて、改めて『喫煙者を見習え』と言いたい。回りを見渡しても殆ど決められた場所以外で、喫煙している風景は見なくなった。本人達の努力もあるが、周囲の冷たい視線もあるからだろう。あまり冷たい視線を送っていると、身の危険もあるから難しい。
ルールがあっても自分にそれ程関係なければ守らない、無視する。ましてやルールがたまたま及ばないところでは、何をしてもよい。近頃、某所の選挙でもみられるような。
多様な価値観や多様性を認める、自由ってこういうことじゃないよな。
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