Googleが私の趣向に基づいたおすすめ記事を通知してくれる
おせっかいな機能がスマホにあるので、暇つぶしに程度に眺めていると
NHKのNEWSWEBの特集で”身近な山にも潜む遭難リスク”と題して
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210521/k10013039251000.html
一言でいえば
コロナで登山をする人間が増えて低山だからと言って舐めたらあかんよ
という内容なんだと思います。
まぁ突っ込みどころはいろいろありましたが
今回のテーマから外れるので多くは語りませんがそんな内容です。
で、そこで気になった事が伊勢原警察署の警察官(?)の方のコメントで
ハイキングの延長で山に登ろうという人が非常に多くなった(以下略)です。
今回言いたいことはハイキングと登山の明確な違い(定義)についてです。
ヤマレコの山行記録を書いていると
自分なりに使い分けていましたが、やっぱり明確に違うのかと
気がついてしまったわけです。
まぁ便利なネット社会ですからGoogleで検索すれば一目瞭然なわけですが
知ってしまった以上それ以降は正しく使い分けてしまわなければならない自分が嫌で
無意識に逃げていた事象だったりするのです。
結論から言えば、クラブツーリズムの定義になりますが
”登山とハイキングの違いは標高差500mが基準となり、標高差500m未満をハイキング、標高差500m以上は登山となります。”
とのことで、低山だって登山もあれば、
高山だってハイキングになりえるのでありました。
今日以降、私の山行記録はこの定義に染まるのかと思うと
こんなところでもエントロピーの増大というか
覆水盆に返らないを実感したりしてもやもやします。
それはさておき、今まで私は2000mやら3000mの山のことを思うと
1000m未満の山で、登山という言葉は使っていいのだろうかと遠慮しつつ
7時間も8時間もひたすら歩いたり縦走したりすると
その戒めが緩んで登山という言葉を使っていたりすることを
無意識にやっていたんだなと振り返って思うのですが
そんななか意識的に使っていた単語が”山歩き”です。
リアルで休日何をしているのかと問われたときに
わたしは「山歩きを少々…」と答えを日頃用意しておりました。
山行記録でも気後れすることなく”山歩き”と使っています。
ハイキングだと自分のしんどさを表現するにはしっくりこないから
山歩きだと主張したかったんだなと、思い
今回のNHKの記事で少し溜飲が下がった意味では
読む価値があったなと思ったわけです。
長々と長文になりましたがこのNEWS記事
●登山初心者の定義がしっくりこない(登山経験年数以外尺度はなかったのかな?)
●西日本に住んでいると2000mの山は東日本に行かないとならないから
2000m超えの山は控えようという傾向に実感がわかない
●地域によるのか私にとって1252mの大山(神奈川県)でも十分高い(これで低山なのか…)
などなどにやにやしながら通勤電車内の暇つぶしに色々考えるには
ちょうどよい記事だったのでありました。
初めまして。
山歩きはいい言葉と私も思います。
沢歩きも同じでしょうか。
このサイトの記録の分類でも私は「ハイキング」に入れていますが、違和感がなかったわけではありません。
noir34さんはお若いのでこれからも益々山を楽しめますね。
50代後半で登山を始めた私は、仕事ばかりにあけくれずもっと早く登山を始めていればよかったのにと山へ行くたびに痛感しています。
私は沢が未体験なもので゛沢歩き゛と゛沢登り゛には何らかの境界があるのだと想像を巡らしてみるのですが、山を登るか歩く以上に過酷さと成し遂げた果てにある達成感とがあるのだと思うと、山に対する更なる好奇心が刺激され、今後この分野に進出するのも面白いかと思ったりするのでした。
少し話がそれましたが、最近でこそ何も考えずにヤマレコの分類はハイキングにしてしまいますが、改めて自分のプロフィール欄の登山傾向がハイキングだらけになっているのを見ると違和感を感じなくはないので、少しでも同じ思いを抱く方かおられて安堵する思いです。
私も20代30代はまったく運動をしておりませんでしたので、過去の自分に助言できたならと山を歩く度に後悔するのですが、今ならまだ間に合うと自分に言い聞かせ週末ハイクで鍛えたく思います。
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