アニメや漫画の話なのでその手のお話が嫌いな方はどうぞスルーしてください。
ヤフーニュースが出典ですが
京アニ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』金ローで2週連続放送 特別編集版&劇場版“外伝”
https://news.yahoo.co.jp/articles/6026ae97574d6f0071d98094e52ab3c83fc249e7
とのことで、なんと金曜ロードショーにヴァイオレットちゃんが登場されるとのことで
めでたい限りなのですが、2時間枠に全13話約6時間を圧縮する特別編集が
何を削り、何を残すのか、気になるのはその点で
怖いもの見たさとはこういうことを言うのでしょうか?
さてさて、もう故人ですが私の大好きな少女漫画家で吉野朔美という
映画評論もされていた先生がおられまして、その方の作品に
『ぼくだけが知っている』という漫画があります。
そのプロローグに
”知っているのが僕ひとりであるならばそれは「無」に等しい”
という印象的な言葉が出てきて高校生だった私には割と衝撃的だったなと
今でも覚えております。
よく言うインデーズのバンドがメジャーデビューしたら急に興味を失うあれですが
自分だけが知っている優越感や独占欲と
みんなに知られることで私だけのものでなくなる嫉妬心のジレンマがある一方
少数派であることがとても無力で肩身の狭さや偏見に苦しむわけです。
もうすでに、京都アニメーションの知名度はたぶんスタジオジブリという殿堂入りは置いて置いてもかなりの高い知名度で、
その制作会社の作った『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も知名度はおそらく高いとはいえ、
ゴールデンタイムの地上波に登場するならば、
喜ばしい反面まぁ複雑な心境だったりします。
(この感情は若いころはもっと強かったけど、年を取るとほとんどなくなるから不思議なんですけどね…)
それはともかく、この作品は30分一話で完結しながら連続性があり
泣けるけど嬉し泣きに近い(個人の感想です)という点では稀有な作品で
娯楽性は高いと思うので出来れば全話みていただきたいなとお勧めします。
最後に、今回の日記、山とは関係ありませんでしたが、無理くり関連付けるなら
6話に山間部に立つ天文台に口述手記しに行くお話と
11話に雪山にパラシュート降下して手紙の代筆をしに行くお話がありますので
”山も関係なくはない”と思います(^^;
(それでも不足なら「ぼくだけが知っている」の第5巻16話に山へ遠足に行って、
遭難する話もありますので、これでご容赦ください。)
注)ヤマレコの日記で山と関係ない話でも私はとっても楽しんで読んでいます。
が、そこをあえて強引に山と結びつける遊び、とご理解くださいませ。
はじめまして,「吉野朔実」先生のお名前に反応しております。私はかれこれ20年くらい,吉野先生が大好きで,とくに「ぼくだけが知っている」は好きで,バラで投げ売りの単行本を古本屋でみつけては救済?と称して購入しているうちに,一時は大判も含めて4セットくらい持っておりました。。。 遠足の山で遭難する話,ありましたね〜。早世されたのは本当に残念でした。
いろいろ集めていた本も,最近の引っ越しでほとんど処分してしまい,今はハードカバー版の「瞳子」だけ残してあってときどきパラパラめくっております。
すみません部分的な反応で。。。
吉野朔実先生をご存知の方とコンタクトが出来るなんて私の姉以外で初めてで少し感動しています。部分的なんてとんでもないです。
私も全ての出版物を入手できないかと古本屋に行ったら必ず探していた時期がありました。それにしても4セットも持っておられたとはもはや義務感に近そうですね。
どうしても本はかさばりますから処分も致し方無いですが、それでも手元に置いておきたい本てありますよね、しかも瞳子は装丁が良いので特にそんな一冊になってしまうのもうなずけます。
秋の夜長の眠れない夜は適当に選んだ短編集「いたいけな瞳」を昔は良く読んだことを不意に思い出しましたので、昔を懐かしんで久しぶりに手にとって見ようかなと思いました。
ご応答ありがとうございます◎ 私も,吉野朔実作品の話の通じる方にお会いしたのは人生で2人目です(苦笑)。「瞳子は装丁が良いので...」って,何も申し上げなくても通じる.....うれしいです。吉野先生のおかげでポール・オースターにもずいぶんハマりました... と,話は尽きませんね,
この先のご山行も,どうぞご安全に。
氷解するとはまさにこのこと!本当にありがとうございます♪
これにちなんで、久々に赤毛のアンでも(マリラに感情移入して)読んでみましょうか(笑)
こちらこそ、良いひと時を感謝です。
良い山旅をお祈りいたしております…
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