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そんでもってネタにはなるべく触れずに読後感というか視聴後感が新鮮なうちに書いておこうかと思います。数年後の私のために…
今月はD&Dの映画を見たわけですが、思い出すのは小学生の頃ミニ四駆が流行っていて、学区内の模型屋さんでは飽き足らず校則では禁止されていた隣の学区のホビーショップまで自転車で出かけて言ってはミニ四駆をコースで走らせたり、店オリジナルの改造モーターを眺めたりして放課後を過ごしたものです。
そんな日々の中ミニ四駆とは関係のない鍵のかかったショーケースの中に飾られた六面体以外のサイコロや何に使うのかわからないメタルフィギュアを不思議そうに眺めたりする中で4200円もするドラゴンの絵の書かれた赤い箱を見つめて、これはなんだかわからないけどスゴくてドキドキする素敵なものに違いないとお店を訪れる度にショーケースのガラスにへばりついたものです。
そんな小学校五年生位のことだったとおもいますが、誕生日プレゼントなどねだったことはあの時くらいだったとおもいますが、ついに買ってもらった商品名ダンジョンズアンドドラゴンズという箱を開けてみたら雑誌ほどの本が2冊とダイスが2種類入っているだけで、まぁ背伸びしすぎたんでしょうけれど私とTRPGの出会いはあの瞬間だったんだなと思い出したのが映画を観ながらふと思い出したのでありました。
結局ボードゲームともゲームブックとも違い一人ではできませんし、ゲームのルールブックだけなのでシナリオを自分で考えてゲームを仕切るダンジョンマスター(一般的にはゲームマスター)を誰ががやらねばなりませんからにっちもさっちもいかなくてしばらくはわかる部分だけ読んで過ごす、遊び方の分からないおもちゃを適当に自分ルールで遊んでる日々でしたが、しばらくすると学年が変わりクラスメイトであまり接点はなかったけど休み時間に文庫本を読んで過ごしている子がT&T(トンネルズアンドトロールズ、コンビニでいうローソンとファミマ位の違いのもの)を読んでいてそれをきっかけに仲良くなって彼が引っ越してしまう中学一年生まで休みのたびに結局和製TRPGのロードス島とソードワールドばかりやってましたがあの頃の日々が今の未知なる冒険を求めて山行きを縦走好む原点かなと思うわけです。
肝心の映画の感想は、面白かったし、時間とお金を無駄にした印象はありませんでしたが、もっとD&Dを知らない人間を置き去りにしてくれたら良かったのにな、興行的には知らんけど、というところでしょうか?
来月は何もなければテレビゲームを題材にした赤い帽子の配管工が主人公の映画を観ようかなとおもいます。
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