ソロ山行ってそんなに難易度高いの？

今では走るのがメインでも山のニュースは気になるので走ることも含めて山のことも常にアンテナを張っている自分。

そんななかTwitterでトランピンという雑誌が『「最重要視すべきは、山頂ではない」by高橋庄太郎さん』というタイトルでブログを更新してました。ピピンとくるものがあったのでブログの中を斜め読みしてみるとそこに踊る文字が「最重要視すべきは山頂ではない。無事の帰宅がソロ山行の成功だ」とあります。

http://blog.livedoor.jp/trampin_ld/archives/8632506.html


なんかいつも引っかかっているのは自分だけかもしれませんが、ソロ山行ってそんなに難易度高いんでしょうか？常に無事の帰宅を考えなければいけないほどソロ山行している人はギリギリを攻めた登山をしているんでしょうか？

そんな疑問を引用リツイートで「こういう雑誌でソロ山行はすごいハードル高いものとしてるけど、なにソロ山行する人の大半は北鎌尾根ぐらいの難易度を目指したりするの？それとも体力が半端なくないの？」
と書いてみたら編集部のかたから返信があり、
「まずは上高地散策から始まり、最終的に槍ケ岳には登りますが、北鎌尾根ではなく、一般ルートでのソロ山行を目指した本です。http://www.chikyumaru.co.jp/detail/isbn/978-4-86067-550-9/ …　よかったら覗いてみてください〜！」とのことでした。

うーん。たしかにトランピンはどちらかといえば初心者向けの雑誌なので必要以上に危険性について言う必要があるという使命感は感じられるし、加えて自分はもう普通の基準で登山をすることはなくなったので普通概念がイマイチ掴みきれないですが、それでもソロってそんなに難易度高いかなあ。必要以上に山を大きなものとして捉えているなあという印象を受けました。

コメント

ゲスト

RE: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
こんにちは、僕も同感の部分あります。
ただ、マッキンリーに単独で行ってきましたが、やはりソロは危険でキツイです。
クレバスに落ちたら助けてくれる人いないし、荷物も必要なもの全てもっていかなければなりません。
ソロじゃ無ければ装備を共用して重量をへらせます。
重量が減ればそれだけバランスを取りやすくなります。重いとふらついてこけます。滑落しやすいです。
クレバス落ちやすくなります。
ラッセルも一人じゃキツイです。全く前にすすみません。
ハイキングなら、ソロは安全で楽しいです。

sugar_jirou

RE: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
わー。マッキンリーなんてすごいですね。

そういう場こそ引き返す勇気が必要になってきますね。

yahikoyoneyama

RE: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
単純です。安全なスポーツと危険な冒険、こういえば理解できると思いますが。難易度という言葉より危険度のほうがより適切でしょう。誰かが助けてくれる場所で安全にして体力の限界を求めるスポーツと誰も助けてくれない場所で一人で全て解決する冒険。この頃は残念ですが自力下山でなくすぐヘリタクでも助かればそれも自己責任に意識が変っています。トレランも登山道なのに高速道路と揶揄される安全な所にのみでうじゃうじゃと走っています。他力本願と自力本願の違いで技術、体力に関しての難易度ではありません。

higaerisazen

Re: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
はじめまして

自立した登山者なら、ソロ山行だからと言って同じコースを歩くのに
多人数と歩くより危険度が上がると云う事は無いと思います
むしろ一人のほうが安全だと思います
多人数だとその中の一番弱い人に合わせて行動しなければならない
従ってソロより時間が掛かる＝危険地帯の通過に長時間掛かる
天候悪化する前の避難に手間取る
リーダーが的確な判断やしっかりしたリーダーシップが有るとは
限らない　「冬山のラッセルやクライミングを除いて」

つまり、無雪季の地図に載ってる様なルートを歩いてる限り
ソロの方が安全だと僕は思います。

sugar_jirou

Re[2]: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
＞higaerisazenさん

詳しい考察ありがとうございます。
たしかに選ぶ山の状況によってはリスクがありますね。

ソロのほうがすべてを判断しないといけないのでいつもパーティーを組んで判断を頼っている人にはハードル高めとは思いますが、ソロのほうが多い自分にとってはそんなにハードル高くないよという意味もありました。
でもおひとりさまができないという人が登山業界のなかには多いのかもしれませんね。

higaerisazen

Re[3]: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
登山は基本ソロでするものだと思います

全てを自分で判断出来て、初めて一人前、自立した登山者です
それができるように成るにはソロで厳しいルートを数多くやる
のが近道です。
ソロが危険と云うのは、初心者か、登山歴は長いが体力も
向上心もない中高年登山者に云うことです
残念ながら大多数の登山者がこれに入ると思いますがね

その点トレイルランナーの方は体力、向上心、ストイックさ
で普通の登山者は全く敵いません
雪や岩の無い山では、体力さえ有れば何とかなります
よく登山道は走るもんじゃないとか、走りたいなら
人の居ない所でやれなどと云う方もいますが
走れない人のヤッカミだと思います
僕はトレランお応援してます。

がんばってください。

sugar_jirou

Re[4]: ソロ山行ってそんなに難易度高いの？
＞higaerisazenさん

たしかにそのとおりですね。
自分と大半の登山者についてズレが大きいのは分かっているんですが、たまにその距離すらもよく分からなくなるんです。higaerisazenさんのいうことはもっともだと思います。

トレイルランナーについてありがたい言葉ですね。
自分よりマナーには気を付けてやっていますが、厳しい言葉をかけられることも多いので、励みになります。higaerisazenさんも数々の登山がんばってください。