ということで、必携装備が多くなる長距離レースを見越して、12Lのトレランザックを買ってしまいました。UTMFに出てる人はサロモンを多く見かけますが、どうなんでしょうか。実際にART SPORTとさかいやスポーツを見て、なにがいいか事細かに見てきました。
まず、よく見るサロモン/アドバンスドスキン12セット、レイドライト/トレイルXP 14L、Ultraspire/ザイゴス2.0、アルティメイトディレクション/アドベンチャーベストの4つの違いはほとんどありませんでした。前ボトルに対応していて、ベストタイプ。降ろさなくても腰ポケットと背中に入れられるポケットがそこそこある形。これが主流なのでしょう。
これに続いてTHE NORTH FACE/MARTIN WING 16も見かけますが、こちらは装備がゆったりめですが、あんまり考慮に入れておりませんでした。
あとは自分が使っている製品の中で一番多いMHWで16Lというのがありますが、これを見てみると20Lと同様、レース用というよりは日常のトレラン用という感じです。荷物が多く入り、耐久性があるのはいいのですが、ベストといいつつ、後ろ重心になってしまうザックなので、レース用としてはなし。
ほかにもMONTANEとかmont-bellとか出してましたが、そこまで際立った特徴がなく、やはり無難にサロモンかなと考えておりましたが、そこで合ったのがレイドライトのウルトラベストオルモ12Lです。これはネットで見てもレビューらしいレビューがないため、自分の目のみで買った感じなのですが、とにかくポケットがたくさんあります。肩の位置に左右、腰の位置に左右2つずつ、背負ったまま届く背中のポケットにメッシュで仕切りがついている、さらにお尻の部分に分かれたポケット、さらに細かいポケットもたくさんあるという点。これだけポケットがあればザックを下ろす機会は格段に減るでしょう。
さらにファストパッキング中に所々、ストックを使うのですが、これもいちいちしまうのは面倒なため、肩の位置に括り付けられるように紐を追加で自作しておりますが、こちらのザックは標準装備でそんな自作もしなくていい。さらに背中にもつけることができるため、ストックの収納も豊富。
背面はクッションが厚めで効いており、長時間のレース中に肩が凝ってくるのも防止できるうえにベストタイプなのにチェストベルトである程度、調整することができます。
さらにさらにイヤホンの延長ケーブルもついておりました。
分かります。
走っている間に音楽を聴くのは危険と知っていても、夜の山などをひとりで走っているときは寂しくて寂しくてしょうがありません。そんなときのために音楽を聴こうよというのまでついてくる心憎い装備。
欲しいものがすべてついているといっても過言ではない、こちらのトレランザックをつい買ってしまいましたが、欠点をあげるとすれば重量でしょう。560gありますが、サロモン/アドバンスドスキン12セットは500g。60gの違いはファストパッキングでも大きい数字ですが、トレランだともっと大きい数字です。
しかし、長時間だと重さよりも快適さが完走に繋がると考えております。
ただまだ使っていないので、そこらへんはどうにもわからない部分です。
購入者がなかなか見つけられませんので、またしばらく使ってみて、感想を挙げたいと思います。
参考サイト
http://www.raidlight.jp/SHOP/RM012U_161.html
http://www.atc-store.com/?pid=102085573
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