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ニュースに寄せられているコメント見ると、そもそも梅雨時にそんな高い山に行くことに苦言を呈する声も少なくありません。
けれども山を登ることが好きな人と、別にそうでもない人とでは、こうした遭難事故に対する見方って温度差は大きくなる。
梅雨が本格化したここ1週間のレコを拝見しても、雨の中を登った内容のものが結構ありますね。
でも、雨の間隙を縫って僅かに見られた青空、見たかった山の光景がほんの少しでも見えたこと、雲海、ダイナミックな雲の動き、水滴に濡れたキレイな花・・・。
こうした内容のレコを見てると、晴れを期待できなくても登る理由が、確かにある。
さらにそのベースには、変えがたい休み・日程、変えがたい山(登りたくて仕方なかった山)という事情が、きっとある。
冒頭紹介のニュースへの声は客観的には適切な意見だと思う。
遭難事故は避けなければいけない。でも梅雨時でも山を登る理由があることを、山を登らない人にも少し理解してほしいと思いました。
登山者の常識が世間の常識とイコールでない部分はあるけれど、一方で嬉しいのは、中アの雷鳥繁殖の順調な様子が伺われるニュース。
世間的には小さなローカル扱いのニュースですが、これがどれだけ凄いことかは登山者界隈では常識のはず。
ちなみに、猿が雷鳥の雛を捕食したという情報は聞いたことがあるけど、クマが雷鳥を襲うことはないのだろうかと、心配になりました。
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