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2014年08月11日 21:05トレイルランニング全体に公開

トレランはヤバイ、初めて大会に参加して考えた

第2回蔵王トレイルランに参加してきた。
初めてのトレラン大会だったので、気合を入れてたんだが、前線の停滞と台風接近による悪天候で、スタート直前に簡単なコースに変更されてしまった。ガッカリ度が非常に高く、周りからも不満の声が聞こえてきたが、これは主催者の判断が正しい。

天気の悪さもあり、保温効果も考えたウエアにして、水、食糧、雨具、着替え、地図、コンパス、ヘッデンと慎重に準備したつもりだったが、他の参加者をみると中にはエッと思うような人がいた。普通のロードレースに参加するようなランニングシャツに短パン、靴もマラソンシューズ、そして何も持ってない人もいてビックリした。それなりの格好をしている人も、背負っているものの大きさを見ても、少なくともきちんとしたレインウエアを持っていた参加者がどの位いたのか疑問だ。これはコース変更が発表される前の状況なので、最初からランパン、半袖と少ない持ち物でこの悪天候下、東北の標高1500m以上の山岳地帯に突入するつもりだったんだよね。途中にエイドはあるし、車道を横切る所もあるし、安心感があるのかな。

ロードレースならどこでリタイアしても車で拾ってもらえるけど、トレランはそうはいかないよ。リタイアしても山の中では誰も助けてくれない。這ってでも自力でエイドにたどり着かなくてはならない。ずぶ濡れになって強風に叩かれたら真夏でも低体温症になって動けなくなるよ。どうにかエイドにたどり着いたとしても、着替えもなかったらガチガチ震えているだけだよ。自然の中で自分の身を守れるのは自分だけだよ。昨年は同じ装備で走れたかもしれないけど、自然はいつも同じではないよ。

山屋の目から他のトレイルランナーの方々を見て、これはヤバイと感じた。山の怖さ、自然の怖さを分かっていない人が多いんじゃないかって。このままではいろんな面でトラブルが起こるだろう。もうすでにトラブってる所もあるけど。やってる大会もあるようだけど、少なくとも出走前の所持品チェックはすべきだよね。案内にも、水2リットル以上、雨具、懐中電灯とか書いてあるんだから。条件を満たさなければ厳然と出走拒否すべきだよね。

今までトレランを擁護してたけど、なんか擁護出来なくなったなあ。
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登録日: 2007/5/15
投稿数: 5893
2014/8/12 6:07
 Re: トレランはヤバイ、初めて大会に参加して考えた
アンコタさん
ちかごろよくトレランどう思う?と聞かれます。岩登りなんかがそうですが、「門外漢には危なそうに見えてそれほど危なく無い技術」を身につけるのが山登りですから、「危ないかどうかは、人(経験と力量)によると思います。」と答えています。人のやることを、あんまり危ないとかいいたくないのです。
でも、やる人が多いと、いろんな人が増えるということでしょう。どうしてあんなに人気なのでしょうね。そこにも興味があります。
山ランも、天気含めた自然と、自分の力量とのかけひきとして孤独にやるならまだわかるのですが。
「人がたくさん集まって競争する」という点が、僕の好きな山登りと違います。富士山や百名山もそうですが、山の中では、なるべく人がたくさん集まらないようにしたほうが良いと思います。
登録日: 2013/9/15
投稿数: 1247
2014/8/12 7:30
 RE: トレランはヤバイ、初めて大会に参加して考えた
トレランの大会は、交通規制を掛けなくてよいので、割と気軽に開催されるようです。
ちなみに自転車のレースは、市民レースでも規制で閉鎖されたコースで、出走する前には車検があります。
公式レースはUCI(世界自転車連盟)ルールに基づいた車検があります。体調を見る身体検査はありませんが。。

トレランは一般人が歩いているところ(未規制)を集団で走るのですから、色々と徹底して欲しいですね。
自分の場合は、彼らが転落してもなんとも思わないですが、静けさを求めて山に行ったのに集団に蹴散らされるのは単純にウザイので好きでないです。。

話はそれますが、登山者が台風翌日に登山に行き、危険箇所はありませんでした。。
という情報(苦笑 よくわからない
自分は死にたくないので実地調査はせずパークレンジャーや無謀な人たちにお任せしてますw
登録日: 2013/5/18
投稿数: 203
2014/8/12 7:40
 Re[2]: トレランはヤバイ、初めて大会に参加して考えた
ヨネヤマさん、コメントありがとうございます。
なぜこんなにトレランが人気があるのかですね。ランニング界の方では、マラソンのトレーニングにトレランが良いと煽っている傾向があります。ロードレースとは靴も装備も違ってくるので、業界も売り上げを伸ばそうと宣伝しているのではないかと穿った見方をしそうです。

山を走ればトレランっていうひとつのジャンルで括るのは疑問です。里山、ハイキング路を走るのと、山岳地帯を走るのでは区別すべきだと思います。後者は山岳レースとして経験、装備をチェックして参加者をふるい分ける必要があるのでしょうね。その代わり悪天候でも決行。自己責任で行くかやめるか判断する。まさにサバイバルレースですね。山岳地帯に入るのならその覚悟が必要です。

トレランに行く前は地図を何度も眺めてコースを決めて、水場やエスケープルートのチェックをして、天気図を見て実行する日を決めて、そして自分の力が自然の中でどこまで通用するのかを知るのが楽しみです。
しばらくは大会には参加せず、自分の走りをしていこうと思っています。
登録日: 2013/5/18
投稿数: 203
2014/8/12 8:17
 RE: トレランはヤバイ、初めて大会に参加して考えた
ホノカさん、コメントありがとうございます。
これからトレランの大会も規制されるべきなんでしょうね。すでにハイキング路ではトラブルになっているし、自然保護の観点から取りやめになった大会もあるようだし。確かにマラソン大会でも人が多く集まれば地元への経済効果は大きいですよね。自分も近くの宿に泊まったし、駐車料金も払ったし飲食したし。でもお土産は何も買わなかったけどね。道路であれば警察へ使用許可を取らなければならないし。山道なら面倒な手続きは必要ないので、開催にお手軽感はありますね。
また危険に対する認識も人それぞれでしょうね。自分にとっては危険でないと思っても、他の人からみれば危険かもしれないし。安易に危険で無い、と言うのも危険ですね。これからも危険の表現に気を付けます。有難うございました。


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