バイクを新調。
路肩に停めて飲食店に入る。
新しいバイクなので悪戯されないといいなとお店を出ると、悪戯はされていなかったが鍵が刺さったままだった。
悪戯どころの騒ぎじゃない事態になるところだった。
「雲取山」は私の山行の中でも思い出深い山である。
日帰りの登山を始めて、次はどこ行こうかなと考えていると「雲取山」を発見。
そこそこ距離のある登山をしている自分ですが、往復で20km以上・コースタイム12時間越えの長距離。
流石に日帰りは難しいかもしれないが、山荘に泊まるのはまだ遠慮したいと考えた結果、奥多摩駅で前泊して朝一で登る開始ということを思いつく。
初めてきちんとした登山計画を立てて登頂した山です。
さて、当日。
奥多摩駅にある和尚という民宿に宿泊し、朝一のバスで出発。
鴨沢から登ると歩きやすい林道、登山道、尾根道と心地の良いコースが続く。
とはいえ、当時はまだあまり登山用具を持っていなかったのでチノパンにランニングシューズ、ただのリュックサックで登っていたので途中で遭遇した親子にその格好で登るんですかと訝しがられたりもする。
小雲取山から直接「雲取山」に行くコースを選択すれば距離は短いのに何を考えたか雲取山荘から登るコースを選択。
30分以上の時間をロスするなどコース取りもあいまい。
それでも4時間余りで「雲取山」山頂に到着。
帰りのバスの時間は調べてあるものの、どれくらいで下山できるかわからないので小休止して出発。
結局15:30くらいに鴨沢バス停に到着。
下山時はあまりの感動で諸手を挙げて喜びを表現。
周りに人もいなかったのでついついその場に横たわってしまいました。
初めての登山計画、前泊、2000mクラスの登山、20km超えの長距離と初めてづくしの登山。
その後も雲取山荘の宿泊、鴨沢〜「雲取山」〜奥多摩駅の35km走破、初めてのシャリバテ(ハンガーノック)、飛竜山への縦走と熊遭遇、三峰方面へ抜けて終バス逃がしなどなど思い出のたくさん詰まった山です。
改めて山と高原地図を見ると富田新道や三条の湯コースなどまだあまり通ったことのない道が多数ある。
富田新道はブナ林が綺麗らしいし、三条の湯の温泉は魅力。
何度も登った山ですが、新しい魅力がたくさん。
北アルプス等の山々も素晴らしかったのですが、気軽に行ける馴染みの山ということもあり自分の中では一番好きな山かもしれません。
富田新道⇒「雲取山」⇒三条の湯であれば日帰りは無理でも宿泊込なら余裕がありそう。
まら新しいコースを発見してしまった。
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