標高400メートルにも満たない低い山ばかりなのに、何が面白いのかって?
房総の山は一筋縄ではいかない所が面白いんです。
標高が低いからとナメてはいけません。
同じ東京近郊の山の奥多摩・丹沢の山々と違って、房総の山の地形はひじょうに複雑なんです。
加えて踏み跡が至るところにあってどれが正しい道なのか分からないような場所もあり、実際に道迷い遭難も過去に何度も起きています。
道は尾根上ではなく山腹を巻いて続いている事も多く、常に地図で派生する枝尾根を確認しながら歩かないと、間違いなく現在地を見失います。
私が初めて房総の山に登ったのはもう30年ほど前ですが、読図には自信があったのに現在地が分からなくなり、ショックを受けました。
房総の山は、自称地図読みベテランの鼻っ柱をへし折ってしまうんです。
もちろん房総の有名な山にはちゃんとした一般道があり道標が整備され、現在地が分からなくなっても迷子にはなるような事はありません。
しかしバリルートは別です。
昨日は海老敷金比羅山から山名金比羅山、立石山へと歩き、房央三郡山から川谷へと歩きました。
旧道が倒木に阻まれて歩けずに林道を迂回したり、見通しが全然効かない樹林帯や竹薮の中で道が消えてしまって探し回ったり。
こうなるとGPSがあっても、最後に頼りになるのは自分の経験と勘です。
房総のバリルートを歩いた時は、何か特殊な達成感を味わえるような気がします。
我こそは地図読みベテランと思う人は、房総のバリルートを是非!
ラビリンスって何だろうと調べてみたら、まさに房総のバリルートは迷宮そのものかも知れません。
昨日歩いたルートも途中で道が消えてしまい、まるでジャングルのような薮の中を道を求めて探しました。
結局見つからず違うルートで迂回しましたが、夕暮れ近くだったら焦ったと思います😓
千葉県標高No1の山ですけど、
超難儀する山ですよね😁
千葉県標高No.1の山は私もまだ行った事ないんですよ😅
せめて三角点だけでも自由に立ち入り出来るとありがたいんですけどね。
房総のバリルートで超絶難儀したのは、関尻浅間山から関尻愛宕山にかけての尾根でした。
想像を絶するような倒木地獄の尾根で、1km進むのに1時間を要し、倒木で遭難するかと思いました(・・;)
山を始めて数年は、住んでいる千葉の山に見向きもしなかった自分ですが、登っているみるとなかなか面白く、最近は折を見て房州低名山を登っています。
vt250zさんがおっしゃるように、標高が低いからといって舐めてはいけませんよね。
房州低名山に津辺野山という山があるんですが、登山道は荒れまくっていて不明瞭、倒木やトゲトゲの木、やたら服に引っ付くヤツらなど、登頂にかなり苦労しましたw
晴れた日に房総の山に登り、山頂から海と富士山を見たとき、今まで千葉の山は大したことないと決めつけて登らなかった自分を恥じました。
千葉にだって良い山はたくさんあるんですよね!
津辺野山、5年ほど前に私も登りました!(^.^)
道の駅にクルマを置き、車道を3kmほど歩いて北側から登って頂上から南東側の嶺岡林道に下りました。おっしゃる通り、まるでジャングルの中のような頂上でしたね😅
MonsieurKudoさんの日記拝見しましたが、九十九谷の展望はこれが千葉の山かと思うほど驚きますし、まるで秘境のような場所がたくさんあります。
ところで房総半島全域に渡って詳細な登山地図があるのをご存知でしょうか。
「房総丘陵 ガイドマップ」で検索すると出て来ます。私が昨日歩いたルートもこのマップを参考にさせていただきました。
本当にびっくりするほど詳細・正解に載ってますので、良かったらご覧になって下さいね😉
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