先日、関越道を走っていると乗用車2台が路肩に止まっているのを目撃した。両者はかなり距離が離れているので無関係だが、止まっている原因は同じだった。タイヤのバーストだ。
高速道路でのトラブルの原因は、ガス欠とパンクが上位だとか聴いたことがある。バーストは異物を踏むことではなくタイヤの空気圧不足が原因だろう。空気圧不足で高速走行するとタイヤが変形し、耐えられなくなってパンクしたりバーストしたりする。
一般的に車がトラブらない限りはタイヤなんか気にしない人が多いと思うが、タイヤの空気圧は燃費に大きな影響を与える。自転車に乗る人だと体感していると思うが、タイヤの空気圧が甘くなるとペダルが重くなる。空気を入れるとペダルが軽くなるのがはっきりと体感できるレベルだ。これと同じことが自動車でも起きている。
また、空気圧が低いとタイヤが偏磨耗する。具体的には肩(タイヤの角の方)が早く減って真ん中が減らなくなる。空気圧が高いと逆に真ん中だけが早く減る。もちろん、この状態だとタイヤの寿命が縮む。指定された空気圧が燃費がいいしタイヤを長持ちさせる。
私の経験では2週間に1回くらいの割合で空気圧はチェックした方がいい。ただし、今の時期のように気温が上がっていくシーズンはタイヤ内の空気が膨張するので1ヶ月に1度くらいでOKだと思う。逆に夏から秋、冬へと気温が下がっていくシーズンには必ず2週間毎にチェックしたい。たぶん毎回空気が入るだろう。
今はセルフサービスのガソリンスタンドでは空気圧チェック(というか空気圧を設定してタイヤに空気を入れることが)できるところが多いと思うので、有効活用してほしい。たいていの車は運転席のドアを開けたところに前後のタイヤの指定空気圧が表示されていると思う。
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