登りは大樺沢経由。雪渓上部は結構な傾斜でピッケルが安心材料になった(ピッケルが無くても登れるけど)。現状では下りで使うにはちときつそう。雪は固くはなくキックステップは効くが、あの傾斜だと滑ったら止まらないだろう。雪渓を登り切ったらいつのまにかほとんどの登山者を追い越していて、八本場のコルの先で日帰り男性を追い越したらその先は1人だけ。当然、その人も日帰りでしょう。
巻き道で初めてキタダケソウを目撃。ハクサンイチゲに似た白い花。まだ咲いててよかったし判別できてよかった。土曜は天気も最高!
北岳山荘に到着し幕営手続きをしたらこれからヘリで荷揚げするので終わるまでテント張るのは待って欲しいとの話で、場所確保でザックを転がして間ノ岳往復。でもまだヘリが来ない。何だかんだんで荷揚げが終わったのは17時過ぎ。まだ夏山シーズン前でテント場は少なかったです。テント場はまだ雪が覆っている個所も。
翌朝、北岳山頂へ。残念ながら高曇りで空気の透明度がイマイチで北アは霞んで微かに見える程度。日の出も見えなかった。富士山は山頂ギリギリが雲の高さで小さな笠雲付き。天候は悪化傾向だろうと肩の小屋経由で下山。広河原に下りて北岳を見上げるとすでにガスの中。にわか雨が短時間降ったりと早めに下山して正解だったようです。
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