マニアックなネタで済みません。10年ぶり以上(たぶん20年ぶり以上)で秋月電子のキットを組み立てました。作ったのはPICマイコンのキット。そのまま使うのが目的ではなくソフトを作り直して使うのが目的です。いってみれば評価基板として使うようなもの。
昔は秋月のキットに入っている部品は適当(正常に動作する範囲)で、抵抗値やコンデンサの容量は図面通りでないのは当たり前だし、数量も多めというのが当たり前で初心者向きではなかったのですが、今はちゃんとパーツリストと現品が合っているし、説明書か相変わらず簡単ですが組み立てるのには問題ないレベル。しかも乾燥剤まで入っているし、かなり進化しているのが感じられました。
久しぶりに抵抗のカラ―コードを読みましたがちゃんと覚えている自分にちょっと驚きです。今の時代はチップ部品が主流で抵抗は数字が書かれているのでカラーコードを見ることはまず無いです。しかし老眼が進みつつあるお年頃ではチップ部品は苦しい・・・。その点はありがたい。
キットは簡単で1発で動きましたが、ソフトを自作するためのPC環境整備に苦労。メーカが海外なのでソフト開発環境もそこからダウンロードしますが(無償らしい)、当然ながらサイトは英語。デバイスのデータシートの英語は読めますが、ソフトの使い方の英語は難しい。私、業務上はアナログハード屋(特にマイクロ波)なので、ソフト開発はお仕事とは別世界で完全に趣味の領域。しかも籔漕ぎより格段に難しい!(頭しか使わない) ウィンドウズXPでは起動せず。ウンドウズ7では動いた。Vistaでは起動するのは確認しましたがコンパイラが正常動作するかは未検証。
C言語は10年くらい前にそこそこやったことがありますが、コンパイラによってクセがあるし、特に組込機器の場合は設定関係でCPUに特有なことがあったり。お勉強はまだまだ続きそうです。
しかし今の時代はマイコンも数100円で結構な機能が入っているのは驚きです。色々なインターフェイスが入っているのでIC1個で結構なことができてしまいます。昔はCPUと周辺I/Oは別ICが普通だったのですが。
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