子が釣りし魚がある日の残業にお先にどうぞと置いた受話器 ほの香
釣りし魚自ら焼いて我を待つ命に触れた子その母もまた ほの香
魚(この場合は=うお)
11月1日に、子供が40センチの巨大カマスをルアー(ジグ)で釣った。
子供のころから釣りは仕込んできた。
主に堤防・沖磯での、黒鯛・メジナのフカセ釣り。ボートキス。ボート真鯛。磯での石鯛。
そして親離れしてから数年のブランクがあり、突発にルアー釣りをはじめ1ヶ月目にようやく持ち帰れる魚(シーバスの外道で)40センチのカマスを2匹釣ってきた
釣り場は小鯵が旬な東京湾の埠頭、小型ジグを遠投
仕掛けはルアー直結の単純なもの。若者らしい
結び
魚を釣ること=締めること(キャッチ&イート)は、普遍である。
ただし暴れる魚の目の後ろの神経に一刺し、鰓の下を切ってバケツに突っ込み血抜きをしなければならない。
子供がカマスを〆ていたら何人かの親父が集まってきて”なにしてんの”と驚いていたそうだ
そして今日は鱗取りと鰓取りとワタ出し、塩振り、焼きがあったことだろう
※ハンバーガーを買ってそういった想像ができるだろうか。蒲鉾ではどうか?
このカマスの塩焼きは腹に入る。
この子は”いつの間にか”ではなく、今日大人になったことを認める。
三日後に追記
> 釣りし魚自ら焼いて我を待つ命に触れた子その母もまた
歌友に見せたら”僕は子供がいないから解らない”といっていた。
表現が下手とは思いますが
この歌に登場する母親は魚の命はもちろん子供の命も解っている。
子供の何歩か先を行っている。
こんなこと古代から変わらぬことであり頼もしい
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