とりま、人の俳句の感想で日記を書くとは楽なものでありますが(;'∀')
芭蕉の時代には俳句ではなく、”俳諧”という仲間でわいわいと句を繋いでいくゲーム的なものでありました。
俳諧から俳句への移行は”正岡子規”の仕事が大きいのであります
さて前回は
薦を着て誰人います花のはる 松尾芭蕉
(こもをきてたれびといますはなのはる)
こんな社会的な句を紹介しました (ノ・ω・)ノ
また社会的な句を紹介しましょう
面白てやがてかなしき鵜ぶね哉 松尾芭蕉
(おもしろうてやがてかなしきうぶねかな)
訳:鵜舟の漁は面白くてもやがてそれが過ぎると悲しくなることだ。
・・生の哀れとそれを見世物にする人の非情
挨拶句
涼しさを我宿にしてねまる也 松尾芭蕉
(すずしさをわがやどにしてねまるなり)
訳:涼しさを満喫して自分の家のようにくつろいでいる
ねまる=”くつろぐ”の東北地方の方言。
小花沢に清風という俳諧仲間を訪ねもてなしを受けた、とある。
この発句を元に句が繋がっていく、
山形と山形の人へ挨拶句です
”挨拶句”は今に残る俳諧ではないでしょうか
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