現代では、夜行バスや自家用車でアクセスすることが多いですが、昭和の登山というと夜行列車と切っても切れない関係でした。
その中でも何度も利用したのが、急行「ちくま」「くろよん」です。私は大阪住みなので白馬、乗鞍、穂高方面へは格好の列車でした。
当時は、シーズン中は大混雑で、指定席が取れず早い時間から中央コンコースの自由席の列に並ぶこともしばしば。でも並びながら仲間とワイワイやるのも楽しかったです。
列車内でもボックス席で一緒になった女の子と仲良くなったり、おっちゃんに弁当やビールを奢って貰ったりとあまり寝られず登山開始ということも多々ありました。
今の常識なら、しっかり睡眠取って万全な体調でというのが当たり前ですが、当時はあまり気にしてませんでした。
今の時代は全てにおいて、便利で快適で清潔な環境になっています。逆に物事に黒白をつけることが正義のような世の中には息苦しさも感じます。
だからこそ、雑多で不便な時代も悪くなかったと昨今思います。
昨今よくある風景。
「説明しろ!」と詰め寄られ、合理的説明をしたところで「納得できん!」という返事。「納得できん!」のはそれぞれ考え方がありますから仕方ありませんが、説明を「理解」できない人には無駄な努力に終わります。
かつては「説明」なんぞされなくても事情を理解できた人が多かったと思うのは「昭和」なんでしょうかね。
余談失礼しました。
返信ありがとうございます。
「慮る」ことは大切ですね。結局は他者との関係性が変わってきているのだと思います。
全てにおいて「昔はよかった」という気は全くありませんが、今の時代ももう少しファジーな部分があった方が生きやすいと思ってます。
若い頃の夜行列車での山行を思い出して懐かしさを覚えました。
ありがとうございました。
都内に住んでますが、夜行列車で思い出すのは23時55分発の新宿発松本行きの普通列車です。
何時間も前から新宿駅構内のアルプス広場で並んで待ち、土曜日ともなればその列車は登山者で満員。まるで登山者専用列車かと思えるほどでした。
仕事帰りのサラリーマンが車内に入る事も出来ないほどの混雑ぶりに腹を立て、駅員に「何とかしろ!」と食ってかかっている光景も目にしました😅
もう半世紀近くも前の話しですが、当時は確かにおっしゃる通り、夜行利用でろくに睡眠も取らずに登るのが当たり前のような時代でしたね。
今思うと何だか信じられないような懐かしいような…まさに隔世の感ですね。
返信ありがとうございます。
いわゆる中央夜行ですね。懐かしいですね。
夜行は急行だけでなく、鈍行も大垣夜行や中央夜行、上越夜行など沢山あり、登山以外でもよく利用してました。
当時は若かったこともありますが、満員でデッキで座って寝て、早朝から縦走みたいなことがあまり苦にならなかったというか、普通な感じでした。
今は体力的に無理ですが。
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