気温が上がる夏は、予報が晴れでも雷を伴った夕立ありますよね。山では尚更。
私も昔、大峰山系で樹林帯の尾根を歩いていた時に合いました。
ラジオにノイズ入るな?と思っていたら、すぐに空が暗くなり、遠くに雷鳴が。ヤバいと思い、登り返し易い斜面を20m程降りて、とりあえず雨具装置。
装置後1分も経たない内に大雨で、雷鳴もかなり近くなります。
とりあえず出来ることは「雷しゃがみ」くらいしかないので、祈る気持ちでいると、ドーンて言う衝撃で意識失いました。
気づいたら、最初の場所から2mぐらい離れてましたが、斜度も小さいので転落はしてませんでした。
耳はキーンとはしてましたが、音が聞こえない訳ではなく、身体には特段不調は無かったので、一応、雷しゃがみを再開して、雨が止んでから登り返して何とか事なきを得ました。
ラジオは全損でしたが、奇跡的に出始めを購入したGショックは無事でした。
あの衝撃は忘れられないですし、死んだと思いました。
それ以降、夏の山行は低山でも、天気が良くても昼過ぎには終わらせる。特に逃げ場がない岩尾根などは午前の早い時間に通過するようにしてます。
雷だけは近くで鳴ったら、後は運。100%防げる手段がないので、如何にこちらから事前に避けるかしかないので、山行で一番怖いと思います。
どんなイイ装備があり、体力やスキルがあっても勝てないですから。
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