歩いている時ふと思い出したエピソードがあったので日記にしたためておきます。
某山域のテント場にて。
耳に入ってきたのはおそらく初対面であろうお2人の会話(声デカいのよw)
経験浅そうな女性の方をAさん、ベテランと思しき年配の男性をBさんとします。
この山の登山道は稜線と巻き道に分かれており
Aさんは翌日のルートについてBさんとお話されているようでした。
※追記:このお二方はパーティーではありません
A『明日は巻き道を行こうと思ってるんです』
B『巻き道?つまらないよ何にもないから、稜線の方が断然良いって』
A『巻き道はお花がキレイと聞いたので行ってみようかと』
B『稜線景色最高だから、稜線以外の選択肢ないって』
会話嚙み合ってねぇな〜w
が、私の率直な感想だったのですが、皆さんはどう感じられるでしょうか。
この後Bさんの唐突な山歴自慢が始まったのですがそれは本筋と関係ないので割愛。
この場合Aさんはお花を目的としているわけですから、Bさんの回答は的外れです。
一方で、展望については『稜線>巻き道』ですからBさんの気持ちもわからないではない。
お互い山に求める価値観が異なるのですね、よくある話です。
仮に私がBさんと同じ立場だったら
『お花には詳しくないので巻き道の状況はわかりませんが、花の咲く山がお好きなんですね』
という形で話題転換したかな、きっと。
実際お花にはあまり詳しい方ではありませんので。
そもそも会話の目的が何なのか?によって対応の仕方が変わるのでしょう。
会話を楽しみたいのか、自分の主張を通したいのか。
前者であれば相手を尊重するべきでしょうし、後者であればBさんのような対応になりますね。
まぁ何が正解ということはありませんから、お互い不快にならなきゃ何でもいいんですけどね。
(この場合Aさんは若干不快になったような気もしますがw)
最終的に何が言いたかったかと言えば
山でも里でも会話においては『相手の価値観を尊重することは大事』ということですかね。
上記エピソードは10年近く前のことなのですが…
未だに鮮明に覚えているという事は私の中で反面教師として強く印象に残っているのでしょう。
趣味の分野ではふと強い言葉を使いがちなので、改めて気を付けていきたいと思います。
日記の内容がとても興味深かったので、コメントいたします。
Akkie_kumaさんが感じられた通り、お二人の会話は噛み合っておらず、むしろお互いの主張(この場合は特にBさんが)の押し付け合いなのかなと感じます。
私自身、日常生活においても、会話が成立しない場面は多々あり、不快な思いをすることは多々あります。
ただ、物事には他責と自責の観点があり、会話をスムーズにできないのは、割合はともかくとして、自責、つまり自分にも至らない部分があるのかなと感じている次第です。
率直に、一番最悪なのは自分の主張を通そうとするあまり、相手の意見や人格を否定することかなと感じます。
Akkie_kumaさんも書かれていることですが、『相手の価値観を尊重することは大事』というのが人とのコミュニケーションで必要不可欠な部分なのかなと、私も強く感じました。
コメントありがとうございます♪
面白おかしく茶化して書いた日記だったのですが、丁寧にコメントいただき恐縮です。
真面目にお答えしますと、最初にAさんが『巻き道を行く』と言ったことに対し、動機も理由も問うことなく『つまらない道』と言ったBさんの言葉が全てかと思います。
Aさんが仮に特に理由もなく巻き道を選んだのであればBさんの対応はアリですが、結果的に『お花を見たい』という意志で巻き道を選んだAさんを馬鹿にする形になってますからね。
普通の感覚であれば『しまった』と思い急遽Aさんをフォローする形に回ると思いますが、あろうことかBさんは畳みかけました。
傍から聞いている私が『こいつすげぇなw』と若干不快に感じてしまったくらいです。
まぁその後のBさんの山歴自慢で色々と察しましたが。
matsushi5657さんの仰る通り『会話』において自責の割合は無視できないと思います。
このやり取り、第三者の私から見れば『会話』ではなく『Bさんの独演会』でした。
会話は相互コミュニケーションである以上、相手を無視しては成立しませんからね。
私も比較的熱く語りがち(文章多く書きがち)なので、注意していきたいところです。
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