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今年はそんな節目の年ということで
『ヤマレコと◯◯ 日記投稿キャンペーン』なるものが公式で現在開催されております。
https://www.yamareco.com/modules/campaign/detail.php?id=14
ヤマレコを主役として書いた日記をアップするというキャンペーン
要は自分にとってのヤマレコとは何か?を改めて自分に問う企画ですね(と私は解釈したw)
ヤマレコを始めてからまだ3年の新参者ではありますが、ヤマレコについてダラダラと語っていきたいと思います。
と、主題に入る前に…
皆さんはヤマレコ使ってなかった時代、登山の準備をする上でどのように山行計画を立てられていましたか?
(山始めた時から既にヤマレコ使ってたよ!って方はゴメンナサイですがw)
おそらく最も重視していたのは地図に記載されたコースタイム(以降CT)だったのではないかと思います。
CTとは皆さんもご存じの通りコースの各区間の所要時間、即ち『時間』を示す指標です。
大抵の方がルートのCTを参考に、おおよその山行時間を計算していたのではないかと思いますが
多くの場合『速度』については割とアバウトに算出していませんでしたか?
例えば『自分が最も歩きやすいペースで歩いた時』だと『大体このくらいの時間がかかる』というような具合に。
要するに何が言いたいかというと、地図を広げれば『距離』と『時間』は明確にわかりますが
登山の『速度』については『このくらいのペースで歩いている』と具体的に数値化するのが難しかったんですよね。
過去の山行記録の距離と時間から自分の歩行速度を算出することもできますが
実際にそれを逐一計算して計画に反映させてたって方います??
いるとしたらものすごく丁寧な方で尊敬してしまいますが、少なくとも私はそうじゃありませんでした。
私の場合『自分のペース』というごく主観的な目に見えない『感覚値』を元に
『大体このくらいかな〜?』って感じで大雑把に計画立案していたというわけです。
そこで登場したのがヤマレコの『歩くペース表示』
最初にヤマレコに触れてこの指標を見た時、なんて革新的なシステムなんだと感動を覚えた記憶があります。
数字の根拠は至ってシンプルで
標準CTに対して何割の所要時間に該当するペースで歩いているかを数値で表示するというだけのものです。
要するにこれって先ほど触れた『速度』の概念なんですよね。
それまで『距離』と『時間』の概念しかなかったところに『速度』が加わったって話。
しかも直感的にわかりやすく、かつ客観的な数値で。
それが即ち、ヤマレコが私にもたらしたモノです。
『歩くペース表示』という指標は単純に言っちゃえばただの速度の可視化なんですが
その恩恵は絶大だったと個人的には思います。
例えば自分の平均ペースが『0.8』だと仮定して
大抵似たような山なら『CT0.8+休憩時間』で計算すれば、概ね現実に則った山行計画が作成できるわけです。
これが革新的と言わずして何と言いますか。
今このシステム当たり前のように使ってますが、これなかった時代計画立てるのホント大変でしたからね。
ただ、この速度の可視化って、人によっては賛否両論あるのも当然理解はしているつもりです。
この指標、良くも悪くも『わかりやすすぎる』んですよね。
実際、歩く速度が速いことは素晴らしいことではありますが、速ければ良いというものではありません。
と、頭ではわかっていても、数値があまりにもわかりやすすぎるもんだから、つい人と比較してしまうんですよ。
そして他者と自分とを比較した時に、自分が著しく劣っていると感じてしまいがちなんですよね。
そうするとね、どうしたって意識しちゃうんですよね、スピードばっかり。
『何だコンチクショウ!俺も頑張ろう!』ってモチベーションに繋がっているうちは良いですが
最悪、何が楽しくて山登ってるんだかよくわかんなくなっちゃう、割とある話かのかな?と。
むやみやたらに『歩くペース』に囚われることも
その数値でもって優劣を語ることも決して良い事だとは思いません。
ただ、私のようなスタイル(スピードハイク)で山登ってると、ソレ言ったところで説得力がないんですよね。
見る人が見ればどうしたって目に付くし鼻に付くってのも十分理解はしていますが
まぁそれはしょうがないのかな?と思います、それも含めて自分のスタイルなので。
ただ誤解してほしくないのは『歩くペース表示』が示す数字自体は非常に優れた指標であるということです。
これほど明確に自分の『歩き』を客観的な数字として示してくれる指標は今のところ他に存在しません。
実は今まで一緒に歩いたことのない人との初めての山行を計画する際にも重宝しますしね。
私は初見のヤマレコユーザーさんと一緒に歩く時、まずはペースのチェックから入ります。
足並み揃えて一緒に歩くのが楽しいので♪
それを初見でパッと可能にできるのも『歩くペース表示』の指標のおかげだと思っています。
自分の歩きから課題を見つけて、次の山行をより良いものとするためにも。
より精度の高い山行計画を作るためにも。
使い方次第でこの指標は本当に役に立ちますからね。
今後もヤマレコと合わせて『歩くペース表示』有効に使っていきたいと思います。
こういう話題って触れるの基本イヤなんですけど(色々と面倒くさいからw)
ヤマレコさん20周年ということで、ある種のしがらみがあるのは承知の上で書かせていただきました。
まだまだこの先10年20年と、ヤマレコのサービスが続きますよう、しっかり応援していきたいと思います♪
あ、まぁその時まで自分も元気に山登っていられればですが(;´Д`)
過去、ツアー登山に申し込んだ時、歩くペースを訊かれました
やはりペースがどのくらいなのか?客観的データが大切なんだと思いました
コメントありがとうございます(*'▽')
過去にネットで知り合った友人達とオフ山行を頻繁にしてた時期があったんですよ。
しかしお互いのペースと体力を理解するのに1度や2度じゃ難しかったです。
日記で触れている通り、何の指標もなかったので。
全員一律で同じ指標でもって数値化されている『歩くペース表示』がいかに便利な指標か
前述したような経緯もあって、私は人一倍感じるのかもしれません(*^^*)
これまで紙ベースの地図から標準時間を拾っては足し算、の面倒な手間が一掃された驚きと、ある程度自分の実績値が貯まったことで、それを振り返りつつ、次のこの計画にはどれくらいの係数をかけるべきか、という思考プロセスが発生した驚き、ですね。
あとは、手書きルートを交えることが多いのですが、その時間計算が完全手動なので、そこになんらかのロジックで算出した目安の値が入ってくれればありがたいな〜と思っている今日この頃です。
コメントありがとうございます(*'▽')
仰る通り、記録が蓄積してそれらにペースの傾向が見て取れることで
感覚的ではなく理論的な振り返りが出来るようになりましたよね、そして次回に生かせると。
私も手書き区間のCT自動計算があると嬉しいな〜と思ってました!
街道歩きみたいな平地区間なら、まぁ何となく時速換算で実態に近い時間入れられますけど
山岳区間の手書きルートはもはや『こんなもんだろ〜』的などんぶり勘定の極みですよねw
山に関しては、アプリが無いと登る事は無かったとさえ思えます。
コースタイムに関して言えば撮影対象を探す時間もあるので標準時間クリア出来たら良い程度ですね。
あっきーさんのヒントで疲れない、下りで関節痛くならない、筋肉痛にもならない状態まで持っていけたので現状ほぼ満足しています。最近は登りも下りのように歩けるポイント探し試しています。
そろそろ氷ノ山も狙ってますが、今週ずっと熱中症警戒警報がテレビに表示されて、ヤバい?とおもいつつ、−5度なら大丈夫と思ってみたり🤔
コメントありがとうございます(*'▽')
山岳アプリ、本当に手軽で便利で取っつきやすいですもんね。
これから始めたいって人に対して『まずは地図を開きまして、コンパスを…』ってやってた当時の事を思えばどれほど便利になったかww
ご自身に合った歩きを見つけるお手伝いができたみたいで光栄です(*^^*)
ちなみにここから登りたい山が増えていくに従い、どうしても距離を歩く必要が出てきて
しかし時間は有限、となると必然的に速度を上げるしかない…
というプロセスが極まって最終的にたどり着いたのが現在の私のスタイルなので
やまもっちさんもいずれどこかでペースUPが頭によぎる瞬間があるかもしれません。
その時はまた呼んでください( *´艸`)
あ、ちなみにこの時期の日中低山はホントにヤバいですから、朝晩がベストです。
ナイトハイク選んでるのは英断だと思います、ただ足元とかには十分ご注意を!
CT × 0.※
良くも悪くもには激しく同意します。
調子が良い時には最良の目安になりますが、不調時は嫌味にしかならなかったりして笑
ちなみに自分は広島少年カープ(現北広島市)に入っていました。全く関係ありませんが(^^)
コメントありがとうございます(*'▽')
そうそうw
あれ?自分遅い?もしかして。やべ、もっとペース上げなきゃダメか?
みたいな、調子悪いのに本末転倒な思考に陥ってみたりしますよね(;´Д`)
人のペースに引きずられるの良くないですが、結果的に良いトレーニングになってみたりw
おぉ!?まさに広島と北広島のハイブリッドじゃないですか!なんと羨ましい!
先日エスコンで行われてた交流戦、日ハム広島戦メチャクチャ行きたかったです!
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