2022年10月8日に日光白根山に登ってからもうすぐ2年が経とうとしています。
ヤマレコのログではそれ以前に毛無山と筑波山に登っていますが、キャンプついでの気まぐれ登山と日の出目当てで登山要素薄く、本格的に登山を始めた起点としては白根山がスタートでした。
過去の山行日記を見返してみると、どの山行も鮮明に脳裏に蘇り、こんなにしっかり記憶できているものなのかと驚くほどですが、これはきっとヤマレコのおかげだと思っています。
1年目の総括をうっかり忘れてしまったので、2年目の総括をやっておこうと思います。
【思い出深い山行】
1. 積雪期女峰山
天気も雪のコンディションも最高で、全てが祝福してくれているかのような、夢のような時間でした。二度と同じシチュエーションは無いんだろうなと思いつつ、来年もまた挑戦したい。
2. 奥穂・西穂縦走
苦しい白出沢を上り切って待っていた穂高岳山荘、目の前に広がる涸沢カール、奥穂手前の稜線に登った瞬間目の前に現れるジャンダルム、全部キラキラしてました!
3. 御嶽山
初めてのブロッケン、燃えるような夕焼け、星空と流星群、全部盛りみたいな山行でした。Tさんの追悼登山のあとだったので、なおさら忘れられません。
4. 鋸岳・笊ヶ岳
山梨百名山四天王のなかでもキツい二座。アプローチ含めて極めてハードで、それゆえに達成感も大きかった。580さんやMATRAさんにお会いできたのも忘れられない理由の一つです。
5. 身延・南部・安倍奥
短期間で何度も足を運んだ山域です。遠いしキツいしでウンザリしつつ、足を運ぶうちに不思議と愛着が湧いてきてしまいました。下山後はだいたい下部温泉。特に記憶に残っているのは、安倍奥縦走と早川起点の南アFT。長かったな…。
【感じたこと】
・山は逃げないと思っていましたが、山に登れる機会は逃げていくことが多いと感じました。特に天気の影響や林道崩壊などで。行ける時に行った方がよい、でも気乗りしない時に無理して山に行くのもよくない。少ないチャンスをモノにできるよう、気持ちを作っておくのも大事。
・日帰り登山でタバコ(加熱)持って行かないようにしたらパテづらくなった。テン泊や小屋泊の時はつい持って行ってしまう。最終目標は禁煙だけど、ハードル高いな…。
・体力は恐らく今がピークで今後落ちていくので、装備軽量化を図りたい。
・膝の怪我は経過良好、ヒアルロン酸注射とリハビリが効いている印象。特にリハビリで荷重の偏りと左右のバランス崩れの調整が効果出ていると感じます。
【大事なこと】
・夢中になるくらい楽しくて、生きがいと言えるほど大きなウェイトを占める登山ですが、(あくまで自分にとっては)趣味であり遊びであることを忘れてはいけない。土台となる収入と生活がしっかりしていて初めて山に行ける。命かけてやるもんじゃない。命かけてるつもりが無くても否応なしに命持ってかれることもあるんだから、余裕もって安全マージンを設定すべき(反省)。
「御嶽山噴火 生存者の証言」で小川さゆりさんが書かれていた「山が好きだからこそ、絶対に山で死にたくない」という言葉が刺さります。ご本人の意図とは別に、自分なりの解釈としては「生きて帰らないとまた山に登れない」「山を悲しい場所にしてはいけない」です。
ハードに追い込む山行も楽しくて大好きですが、命を懸けるような危険な山行は全く別ベクトルです。自分の力量を計り、分を弁えて、バクチではない安全な山行を重ねていけるよう心がけていきたいです。
【3年目の目標】
・山梨百名山繋ぎを2025年中に達成する!
・三峰岳〜塩見〜蝙蝠を繋ぐ!
・日帰り雪山登山を去年よりも頑張る!
なるべく怪我なく安全に成長できるよう頑張ります!
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