最近、流行語大賞というと、「新語とは言えるけど、流行語?」と思う言葉がずっと続いているような気がしていたが、今年は若干趣が異なるようだ。
「いつやるか?今でしょ!」は最近は見ないが以前はたまに周囲で使われていた。「じぇじぇじぇ」「倍返しだ」は使っている人を見たことは無いが、ドラマが好調だから何となくわかる。「お・も・て・な・し」は最近やたらテレビで使う人が増えた。まあ、なるほどねと納得はできるラインナップである。
他に何か無いかなあと考えていたら、ちょうどテレビで頻繁に言っていた。
「これまでに経験したことのないような○○」
うむ、流行語とは言えなくとも、新語とは言えるだろう。
今年は雨は局地的にドバドバ降るし、気温は高騰、風は巻き起こる。何かと記録尽くめの一年だ。それで、このような文言が使われるようになったのだろう。
しかし、この言葉の使用には気をつけないといけない。つまり、この気象状況が温暖化の影響だとすると、温暖化は数年で片付くものではないから来年も再来年も豪雨やら竜巻やらが頻発する可能性があるわけで、そのたびに「経験したことの無いような・・・」と言っていたのでは、「いやいや、数ヶ月前に経験したんですけど」とか、地域によっては「昨年ほどじゃないな」といった反応の希薄化を招くのではないか。
言ってしまえば、「これまでに・・・」というのはわかり易さを追求した割には曖昧でアバウトでわかりにくく、公的機関が使うのにそぐわない。
ま、それはそれとして、やはり台風一過は晴天か。明日休みをとらなかったことが悔やまれる。
そして、来週末は天気が良さそうだ。この三連休天気が悪かった分、アルプス系とか混みそうだな。混むんだろうな。混むな。激混みかな?
narodnikiさん初めましておはようございます。
注意喚起のための表現は確かに難しいですね。
私が気になっているのが、「避難勧告」と「避難指示」です。
避難勧告は避難の勧めなのでいいですが、その上の段階の「避難指示」というのが言葉として弱い気がします。「避難命令」とは違うので言葉の選び方は難しいでしょうが新しく考えて欲しいものだと思いますね。
murrenさん こんにちは。
EK度数の記事等、いつもありがたく拝見しております。
避難勧告と避難指示の文言の問題は数年前にNHKだったかで見聞した覚えがあります。
「命令」というのはその語の響きからして難しいかもしれませんね。
累積降水量とハザードマップを照らし合わせて見ることができたり、それらを組み合わせた報道がされるようになると良いのかもしれません。
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