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3連休までにはGS(スキーのアルペン競技のジャイアントスラローム=大回転)の板にどうしても一回乗っておきたい｡去年購入したものの､頸椎ヘルニア狭窄症で両手がしびれて､なにも握れず､自力でスキーソックスもはけない状況だったので､去年はSL(スキーのアルペン競技スラローム=回転)の板しか乗っていなかった｡
連れ合い曰く
｢展示商品だったんだね~｣
レーシングの練習にいつ復帰してもいいようにどうしても乗っておきたかった｡
お正月……
年末行った岩原スキー場は激混み､そして湿雪､ぐざぐざ､モサモサでダメだなあ……
(応用練習になってしまう
)年末ある方のレコを拝見し､ふとアサマ2000スキー場を思い出した｡
(本当にありがとうございます!!)
｢アサマ2000ならばガチガチのアイスバーンかも
｣と閃いた
ちなみにアサマ2000スキー場は元アルペンレーサーの木村公宣さんがプロデューサー的な役割を果たされているので､レーシングキャンプや､一日1,000円支払えば､GSのフリーポールも滑れるそうだ｡
しかし1月2日の夜｢てんきとくらす｣でアサマ2000スキー場を見ると､晴れだけど平均13m強風｡
湯沢のスキー場は混雑が予測されるので､以前ヤマレコの日記で拝見した､六日町の｢ムイカスノーリゾート｣に行ってみるかということになった｡
しかし､3日の朝起きて､突然､おこたの勘が働き､連れ合いに
｢アタシさあ､湯の丸スキー場に行きたいんだけど🐾｣
(レオチ家では､連れ合い(hisaeko28)の｢野生の勘｣に対して､私の勘は｢おこたの勘｣(こたつの中でぬくぬくしていて､ほとんどの場合役には立たないが､まれに役立つこともあるという意味)と呼ばれている｡)
連れ合い
｢……かけてみるか……｣
ということで､連れ合いの群馬の実家から､小諸ICを目指すことになった｡
上信越道は積雪もなく､碓井軽井沢IC手前も珍しく凍結していなかった
渋滞もしていなくて本当に助かった｡
ちなみに年末の関越道は､昭和ICあたりから雪が舞い､沼田ICを過ぎてから積雪があった｡下牧PAでは冬用タイヤを履いているか人によるチェックがあり､谷川岳PA付近は猛吹雪､土樽PAは人によるチェックはないものの､強制的に土樽PA一周の旅をしてから､本線に戻るをさせられた｡土樽PAから湯沢ICまで長い下り坂なのであるが､御多分にもれず､追い越し車線で1台車がスピンしており､フロントが壊れていた｡(ここは結構な確率で事故が起こる｡)
小諸ICで下りてから､湯の丸スキー場(地蔵峠)までの道は､凍結箇所あり｡
時速30~40kmで走っていたが､大きく急カーブの登りで､車の横滑り防止機能(VDC)が働いたところがあった｡(ちなみに車はフォレスター､タイヤはブリジストンのBLIZZAK､DM-V2｡個人的にはブリジストンのBLIZZAK､VRX(左右非対称タイヤ)を買いたかったのだが､納車が去年の1月下旬だったので､冬ということで､車に冬タイヤを履かせなくてはならず､ディーラーで取り扱いがなかったため断念した｡Xモード(簡単にいうとどんな状況に陥っても4輪駆動を保ってくれるシステム)のボタンを入れておけばよかったのかなあなどと思った｡ただ時速40kmを超えるとXモードが解除してしまうので､連れ合いはXモードスイッチを入れていなかったのだろうと思う｡)
途中､まさかの凍結防止剤散布装置｢まきえもん｣がいた
http://www4.plala.or.jp/ECOLIFE/sub10.html
(まきえもん)
連れ合いが
｢融雪剤撒いてなさそうだから､今日は下回り洗車しなくていいかなあ｡｣
と言っていた矢先の登場で､連れ合いは絶句｡
｢まきえもん……おそるべし……｣
｢まきえもん｣は福島県にしかないのかと思っていたが､各県にひそかに進出しているようだ｡
もちろん､道路の凍結防止のために役立ってくれる頼もしい子なのである
車の下回りとマフラーは｢スリーラスター｣というさび止め防止のコーティングを､只今､4重コーティングしてあるが､融雪剤は錆の天敵｡以前乗っていたホンダのストリームは､購入時しか下回りのコーティングをしていなくて､11年乗っていたがマフラーが錆びて3回取り換えた｡
てんやわんやで湯の丸スキー場に到着
http://www.yunomaru.co.jp/
(湯の丸スキー場)
第6駐車場､誰もいない｡大好きな端っこにちんまり駐車｡
｢てんきとくらす｣の風予報は10mだったのだが､無風
天気も晴れ
ヨッシャー!!
連れ合いにGSの板を出してもらう｡
8:00にリフト稼働開始｡
一日券を買っていざ出陣｡
リフトに乗りながら､第6ゲレンデの地形を確認｡
バーンは下に向かってまず右側から左側へ落ち込む片斜面､途中でウエーブが3箇所､3か所目のウエーブを過ぎると左側から右側へ落ち込む片斜面｡スピードに乗ってきてかなり落ち込むので要注意だな｡
前日のホームページでは積雪55cm｡
しかし､このスキー場の素晴らしいところはバーンのメンテナンス技術｡
ブッシュも石も出ていない､見事にグルーミングされたバーン｡
人工降雪の雪なのでハードバーン｡
初めて乗る板なのに､足慣らし､プルーク練習はどこへやら｡
いきなり上から下まで､本気で滑ってしまった｡
きっと板も一年待たされたので､はやる気持ちを抑えられなかったに違いない｡
2時間程練習｡
10:00になるとリフトに列が出来始めた｡
ためしに空いているゲレンデの中で､一番の急斜面第3ゲレンデに行ってみた｡
こちらはガチガチのアイスバーンで､人も少なかった｡
後でSLの板を履いて滑った時にわかるのだが､GSの板は長くて表面積がある分､アイスバーンでも安定して滑れる｡
レストハウスでしばし休憩｡
湯の丸スキー場名物､地元のおばあちゃんたちが作ってくださるおはぎ
10:00過ぎになると､各レストハウスに配布されるそうで､堪能
本当に本当においしい
(1皿150円なり)
SLの板に履き替え11:00から練習再開｡
ガチガチのアイスバーン｡(氷河のように空色にテカテカ光輝いていた｡)
｢これを克服しないと､レーサーに明日はない｣と以前コーチは言った｡
(今は､ワールドカップでも昼間の大会だと､グザグザの湿雪だったりする｡逆にナイトゲームだとガチガチのアイスバーン｡)
板のテール(後ろ)がアイスバーンで滑って振られるのを感じる｡
全面でとらえるには??
ブーツのすねにずっと足をつけたまま行くことを意識してみたらどうだろうか｡
上半身が腰折れにならないよう腹筋を意識､足はブーツのすねにつけたまま､なるべく板を縦にして滑ってみた｡アイスバーンを全く感じなかった｡
これか
連れ合いにも提案｡
連れ合いもためしてみて､GOOD｡
アイスバーンを感じた時は､失敗していることが判明｡
13:00練習終了｡
密度の濃い練習ができた｡
湯の丸スキー場の皆様お世話になりました｡
ありがとうございました｡
写真は
�￣Δ�私のGSの板(R(半径)23､175cm)､左が連れ合いのGSの板(R35､190cm)
脚力がないので､私はまだ高校生用の選手用の板にしか乗れません｡
��愛車モリッチ(フォレスター)を隙あればスマホで撮影する連れ合い(hisaneko28)
�Ｅ鬚隆櫂好�ー場の空
