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20年ほど前にICI石井の八王子店で買った登山靴が、接着剤の劣化でソールがダメになりました。
そこで、加齢による致命的な病気を抱える後期高齢者だから、後何年登れるか分からないからと、TEMU中国製キャラバンシューズ(ハイキングブーツ)を買いました。超短納期で破格で、デザインも格好よくて、登山靴より非常に軽量なのは、体力の衰える後期高齢者には、魅力的でした。
使用実績は、1月と、両眼白内障手術一ヶ月経過のこの3月に、快晴の時にヤマスタの多摩パノラマ展望10座ハイキングで使用してきました。
三頭山ハイキングの前日には、手入れをしながら、目視点検して、雪道での使用に何等異常は感じませんでした。今回の登山で気づいたのですが、どこか作りが雑で、全天候形ではないことです。
水を含んだ雪の中をスパッツを使用して歩いているのに、靴の底から水が浸みてきた?靴の内装・靴下も、さらに足の甲まで、びしょびしょになりました。(思い返してみれば、雪の残る岩茸石山で雪の残る登山道を歩いたあとには、靴下に湿気た感じはありましたが、買ったばかりだから、気のせいだろうと気にかけていませんでした!?)
冬山には、とても使えません。はっきり言って、「億万長者のようにショッピング」どころか凍傷になり、テント泊しようものなら、「ホームレスのように」しにます。吹雪くような天候が想定される場合や、雨の山行には、中国製キャラバンシューズの使用は論外です。
50年前の5月の連休に、日光白根山で吹雪かれた時には、登山靴をシラフに入れて、ウィスキーを口にしてから休みました。朝、起きると、テントの中と言えど、シラフの回りは凍りついて、真っ白でした。水を含んだこのキャラバンシューズだったら、シラフの中もびしょびしょで、眠れなくて低体温症でしんでますね。
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