日航機が墜落した御巣鷹の尾根と日本200名山の御座山との中間付近にある山で、登山道がなく、訪れる人は極めて少ないマイナーピークです。
御座山の栗生コース起点にあるおぐら山荘近くから、長〜い林道歩きなら、日帰りで簡単に登頂することができます。
林道終点から5分で稜線へ上がり、石仏山頂を目指しましたが、今、奥秩父山域は広範囲に笹枯れしており、藪漕ぎはありませんでした。
登頂してみると、元々あった山頂標示物のほか、今年9月27日の日付で、名前と思われる横文字が書かれた板切れが立木に縛り付けられていました。
板切れの設置者の気持ちは分からなくはありませんが、幾らマイナーピークとはいえ、個人名を記した山頂表示板を取り付けるとは非常識だと思います。
語弊がある言い方かも知れませんが、山を愛する者として基本的マナーに欠ける恥さらし行為です。
本人は登頂した達成感+αで満足感に浸れるでしょうが、他の登山者がこれを見てどういう気がするか、を想像しなかったのでしょうか?
今まで多くの山に登って来ましたが、こんな物を目にしたのは初めてでした。
奥日光の燕巣山には何と6個もの山頂標示物がありましたが、登頂者名や登頂日が書かれたものは一つもありませんでした。
画像1 表題の板切れ
画像2 石仏頂上
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