新型コロナウイルスのワクチン供給についての考察

　新型コロナウイルスの状況は、日本では、あまり変化が無い様です。ワクチン接種が、もう少し早く進むか？と、考えていましたが、人種的には、モンゴロイドに属する「日本人」は、この新型コロナウイルスに対しては、免疫力が高く、感染率・発症率が、白人系（広義のアーリア人）に比して、かなり低い様です。
　ワクチン供給の状況は、後進国へのワクチン配布、感染率・発症率の高いアメリカ・ヨーロッパへの供給が優先され、人種的に免疫力の高い日本には、ワクチン供給が制限されている様です。河野ワクチン担当大臣の、就任当初の発表では、もっと、早く、接種が始まり、迅速に接種が進むとのニュアンスでしたが、実情は、かなり遅れている状況と思われます。
　このワクチン供給の遅延の状況には、自国での、「病原菌・ウィルスに対するワクチン・治療薬の研究・準備」を、怠っていた我が国の実情が、如実に現れていると思います。
　戦争兵器は、核兵器・航空機・ミサイル・軍艦・戦車・砲・銃器等のみで無く、病原菌を利用した細菌兵器、或いは、化学兵器があります。
　日華事変・太平洋戦争時の陸軍の「731部隊」の存在、新しくは、オウム真理教に依る「地下鉄サリン事件」があります。
　社会の安全を守る為には、ワクチンの研究・製造技術、治療薬の研究・製造技術 、化学兵器に対する防御技術・治療薬の継続的な研究が必要であると思います。
　今回、新型コロナウイルスのワクチン供給を、他国に依存していて、自国民の為に、自国でのワクチンの生産が出来ない日本の実情を見て、「情けない！悲しい！」と、強く感じています 。
　ワクチンの画像 3枚を加え、少し、加筆をしています。2021/04/13

　次回は、ウィルスの変異について、考えたいと思っています。

画像 1：アストラゼネカのワクチン NHK/ロイター/アフロより
画像 2：ファイザー・ビオンテックのワクチン NHK/ロイター/アフロより
画像 3：モデルナのワクチン 日本経済新聞/ロイターより