ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > youtoushaさんのHP > 日記
2024年01月19日 13:27自由を守る兵器全体に公開

ウクライナ、ロシアの早期警戒管制機を撃墜し、指揮機も破壊

 画像-1は、撃墜された、ロシアの「A-50 早期警戒管制機」です。
 画像-2は、ミサイルに被弾した、「イリューシンIl-22 空中指揮機の尾翼」です。
 画像-3は、ウクライナ空軍ミサイル部隊の車両のマーキング 「130523とヘリコプターと戦闘機」です。

 ウクライナ軍が、ロシアの「早期警戒管制機(A-50)」を撃墜し、「空中指揮機(Il-22)」も破壊したとの報道がされています。空中指揮機の破損した尾翼の画像も、同時に記載されていました。
 どの様にして、パトリオットの射程外を飛行していた筈の早期警戒管制機(A-50)と空中指揮機(Il-22)を攻撃出来たのか?様々な報道がされています。

 最も可能性が高いのは、矢張り、ウクライナ空軍が、地対空迎撃ミサイルパトリオットPAC-2で、撃墜・破壊をしたと考える事です。パトリオットPAC-2の射程距離(推測)160kmを、操作技術向上に依って、更に延伸していると推測されます。
 パトリオットPAC-2の到達高度(推測値)から、考えると、限界射程距離は、200kmを越えている可能性が高いと思われます。

 別の報道に依ると、ウクライナ空軍発表の画像には、地対空ミサイル部隊の車両に、「130523」の数字が、に印字されていました。
 「130523」は、2023/05/13の、ロシア領ブリャンスク州でのロシア軍機同時墜落事件の日付です。この画像の数字から、ウクライナ空軍の地対空ミサイル部隊が、撃墜したと推察可能との事です。この時は、ロシア空軍の、「スホーイ戦闘機2機とMi8ヘリコプター3機」が、同時に、撃墜されています。この事件の時も、当初、墜落の原因が不明との事でした。でも、実際には、「ウクライナ空軍の地対空ミサイル部隊」の仕事でした。
 
 ロシア側は、A-50 早期警戒管制機は、間違って、ロシア側の防空ミサイルが、撃ち落としたと発表していますが、早期警戒管制機(A-50)や空中指揮機(イリューシンIl-22)は、普通の航空機ではありません。ロシア側の地上の警戒レーダーのオペレーターが、常時、アゾフ海の上空を警戒飛行している、早期警戒管制機(A-50)や空中指揮機(イリューシンIl-22)の存在を知らない筈は無く、間違ってミサイルが発射されても、直ぐに破壊命令を出す筈です。

 このA-50 早期警戒管制機をロシア側が失った事は、とても大きいと思います。
 春になれば、NATO側からの、F-16戦闘機がウクライナに、次々と届き始めます。ロシア側が、F-16戦闘機の動きを、監視し、自軍の戦闘機や防空ミサイル部隊に指令を出すには、A-50 早期警戒管制機の存在が必須です。漸く、ウクライナ側が望んでいた戦闘体系が整い始めて来ている様です。
 ウクライナが、自由と民主主義を守り抜く事を、遠い日本から祈ります。
 
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:75人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。