画像-2は、F-16戦闘機です。ウクルインフォルムより)
画像-3は、AIM-120 AMRAAM ミサイル自身のレーダー放射による自律誘導が可能(ウキペディアより)
「ロシアのプーチン氏と一派」の本格的なウクライナ侵略戦争が始まって、2年を過ぎました。(一般には、プーチン大統領との表現もされていますが、大統領選挙に不正があるようなので、「氏」を使っています。)
現状、戦線は、膠着状態の様です。米国からの砲弾やミサイルが、ウクライナに届かないとの報道です。
その原因の一つに、ロシアを支援するイランが、そそのかして始めさせたと言われている「ハマスに依るイスラエルへの攻撃」にあります。親イスラエル国家の米国は、イスラエルを支援する為に、ウクライナ向けの武器・弾薬を、イスラエル向けに振り替えざるを得ず、結果として、ウクライナ軍の前線には、必要な武器・弾薬が届き難いと云う状況になっている様です。表面上は、ロシア-イランの作戦勝ちの様に思えます。
更に、ウクライナ向けの武器・弾薬不足に、追い打ちを掛けている最大の原因の一つは、「米国共和党の親ロシア派の妨害」に依って、支援に必要な予算が、議会の下院を通過しない事にある様です。
アメリカ国民は、民主主義国家ウクライナが侵略されている事に、危機感を持たないのでしょうか?トランプ前大統領の言動は、常識では考えられません。それとも、アメリカ合衆国では、民主主義に別の定義があるのでしょうか?
あくまで想像ですが、米国の共和党の親ロシア派は、適当な時点で、現在、占領されているクリミヤ半島と東部の州のある程度の部分を、ロシア側に引き渡す条件を、ウクライナに認めさせた上で、休戦協定を結ばせ、その後のロシア利権を、米国共和党の親ロシア派が手に入れようと考えているのではないかと思われます。
2年前のウクライナ戦争開戦前は、ドイツの元首相のシュレーダー氏や、メルケル前首相が。ガスパイプライン ノルドストリームを利用して、ロシア産の莫大な天然ガス利権を、握っていました。
恐らく、上手く停戦に持ち込ませて、ロシア産の莫大な天然ガス利権・石油利権・鉱物資源の利権を、トランプ前大統領と米国共和党の親ロシア派が握ろうと、プーチン氏とその一派と連絡を取りながら、支援に必要な予算が、下院を通過しない様に妨害をしているのだと、考えています。この想像には、無理は無いと考えています。
親トランプの元FOXニュースのキャスターが、先日、ロシアで、プーチン氏に、意味不明の取材をしています。これは、トランプ前大統領グループとプーチン氏が、手を結ぶと云うサインの様に思えました。CIA・FBIが盗聴・傍受をしているので、直接、元FOXニュースのキャスターと会って意志を伝えたのでしょう。
以前にも、日記に記しましたが、この様な状況になった原因を作ったのは、2014年のプーチン氏のクリミヤ半島・東部州への侵略を、見て見ぬふりをしていた「オバマ元大統領」と、軍事音痴と思われる「現バイデン大統領」だと思われます。バイデン大統領は、飼い犬のジャーマンシェパードの躾(しつけ)も出来ない様で、24人の嚙みつかれた被害者がいると、報道されています。また、記憶障害がかなり出ているとの報道もあります。各国の要人の名前を間違えるのは、日常的になっている様です。ブリンケン国務長官の心配そうな表情をみると、情けなくなります。
欧米の戦車・戦闘車両を、ウクライナ軍に与えて、ロシアに対して、反転攻勢をしなさいと言いながら、最も重要な軍事的要素の一つである航空戦力を、並行して供与せず、F-16戦闘機の訓練と供与は、遅れに遅れて、この5月位に、第一陣の数機のやっと届く見通しだと、報道されています。
反転攻勢での、航空支援の無い、ウクライナ軍の悲惨な戦況は、連日報道されていました。航空支援を受けられない機甲部隊が、どの様に苦戦・惨敗するか?第二次世界大戦末期の「バルジの戦い※」におけるナチスドイツ軍の敗退で、証明されています。バイデン大統領は、第二次世界大戦について、全く知識が無い様です。情けない事です。オースティン国防長官の辛い気持ちが良く分かります。
※バルジの戦い Battle of the Bulge 1944年12月から1945年1月の間アルデンヌ高地(ベルギー/ルクセンブルク)で行われた。
それでも、ウクライナ軍は、戦況を改善すべく、必死で戦っています。この2ヶ月間で、ロシア軍の貴重な早期警戒管制機2機を、何らかの方法で、撃墜しています。個人的には、既に、F-16戦闘機が、数機、ウクライナ空軍に引き渡され、秘密裡に運用が始まっていても、不思議は無いと考えています。
ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は2月23日、ロシア軍のA50早期警戒管制機を撃墜したとSNSで発表し、上空で何らかの物体が炎を上げる映像を投稿しました。
この動画について、各サイトを見比べました。
A50撃墜の動画(下記のURLの中、youtubeのミリタリーチャンネル「ミリレポ」の動画には、かなり詳しく載っています。)
恐らく、撮影者は住民の方で、地上より撮影し、投稿したものの様です。ロシア語らしい音声も入っています。
撃墜されたA50から、赤外線誘導ミサイルから逃れる為に、フレアが次々と放出されています。空中での爆発は、2回確認出来ます。1回目は、恐らくフレアでの爆発。2回目が、A50本体に命中した様です。2回目の爆発では、激しく炎が出て、翼らしいものが右上に飛んでいるのが映っています。1回目のフレアで爆発していると云う事は、赤外線誘導ミサイルが、使用されている事の様です。
2回目の爆発が、赤外線誘導ミサイルに依るものか?或いは、弾頭搭載レーダーに依るものか?どちらでしょうか?
CNN https://www.cnn.co.jp/world/35215668.html
TV朝日のyoutube https://www.youtube.com/watch?v=K_wISi1zeP8
下記は、youtubeのミリタリーチャンネル「ミリレポ」です。詳しく載っています。
https://www.youtube.com/watch?v=syNkp6hKl7E
激しい炎が出ている機体は、撃墜されたA50早期警戒管制機だと考えられます。使用されたミサイルは、赤外線誘導ミサイルの使用は、確実ですが、F-16戦闘機から、AIM-120 AMRAAMのD型(最大射程180km)発射をし、赤外線誘導ミサイルと併用して、ハイブリッド攻撃を行った可能性もあると思っています。
AIM-120 AMRAAMのD型のアクティブ・レーダー・ホーミング方式は、目標接近後に最後まで誘導するタイプで、フレアを放出しても、逃れられません。赤外線誘導では無く、弾頭に目標を捕捉するレーダーが装備されています。A50早期警戒管制機を確実に撃墜する確率が高くなります。
このF-16戦闘機とAIM-120 AMRAAM(空対空ミサイル)等のミサイルが、昨年の反転攻勢の開始時に、戦車・戦闘車両と同時に、供与されていれば、ロシアは、クリミヤ半島から、逃げ出すしかなかった、と考えています。
F-16戦闘機とAIM-120 AMRAAM(空対空ミサイル)を出し渋ったのも、臆病な現バイデン大統領だとの報道がありました。米国での支持率は、15%位の様です。
今後、世界は、どの様になるのでしょうか?不安しかありません。
☆☆今回、新しい情報等に基づき、かなり訂正を致しました。
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