この日記について --- こたつ登山とは---
「こたつ園芸」という言葉があります。冬場は花がないので、こたつで園芸雑誌を見て花を楽しむことをさします。
「こたつ登山」とはそれをもじったもので、要は私が体力も車もないので山に行けないものの、BS放送を自宅に導入して美しい山の番組を見られるようになったので、家で素晴らしい山岳風景を味わう事を指します。必ずしもこたつに入って見ているわけではありませんが、便宜上そう呼ぶことにします。
今日の番組 ★日本百名山 北岳・間ノ岳
NHK-BSの番組です。日本百名山シリーズはガイドさんと一緒に、カメラマンさんが登山していくスタイルです。ガイドさんか一般の人しか写りません。
余計なタレントはいません。ガイドさんの説明が要所に入ります。
正直、この番組は今日はじめて見ました。同じNHK-BSの「日本の美しい山々」とは異なり、具体的にルートの状況が、登山者の目線で分かります。山の説明と美しい映像が両立しており、実用と美しさを備えていて、なかなかよかったです。
北岳から見た富士山の映像は素晴らしかったです。朝日の風景です。
ブルーとオレンジがまじりあう、太陽が顔を出す前の空の色合いが好きです。
雲海はこの世のものとは思えない。こんなにも美しいものなんですね。
写真では見て知っていても、大型のテレビで映し出すと、受ける感銘がまったく違いました。
富士山の影がすばらしい・・・ある登山者によれば、最も富士山が美しく見える山だと思っているとのこと。
北アルプスも見えます。(あそこに映ったのは槍ヶ岳?)
番組ではライチョウの親子もうつしていました。ヒナ可愛い!足太い!
高山植物、私は興味がないのですが、北岳草という花もあるのだそうです。可憐で美しい花です。
そして北岳を描き続けた画家・犬塚勉の紹介。間ノ岳との縦走路を描いた「縦走路」という絵。そのものズバリな精密な絵。氏は38歳で遭難してしまったとのこと。好きな北岳で亡くなって、本望でしょうか。
3000メートル級の山に見られるような濃い灰色の岩肌は個人的にあまり好きではないものの、緑と青空が映ればやはり美しいなと思いました。
北岳バットレスも迫力満点です。
山小屋の様子もうつされていました。北岳は登山口から片道7時間かかるらしいので、北岳に行きたければ山小屋に泊まるしかないようです。意外と小さな山小屋に見えました。肩の小屋ですね。
ふと、最近買ったザックについて、40リットルを買っておけばよかったかなと思いました。
しかし、3000メートルなんて、絶対に高山病にかかりそうです。
私は平地でも高山病になっているようなので。。。。
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