図書館で面白い本を発見しました。
カバーに使われた子犬の表情も愛らしい、ほほえましく楽しい一冊。
物語は、ボーダーコリーである「僕」の飼い主「ボス」が、
羊を追って囲いに入れる競技に熱を入れ始めるところから
始まります。
「僕」、つまりシェップは普段から農場で羊や牛や鳥を囲いに入れる
仕事をしているので、実は優秀な牧羊犬。
一方の主人「ボス」は、口が悪くて頑固なアイルランド農夫。
その二人と、周りの人間の巻き起こす狂騒曲がなんとも楽しい!
犬が人間の世界をどう認識しているか、の書き方も面白く、
ライターさんも訳者さんもよいお仕事をしてくださいました。
読んでみて、いろいろ楽しかったです。
お気に入りとして、訳者はしがきにあったジョークがあります。
物語の舞台であるアイルランドでは、小説の「ボス」のように
人々はみな喧嘩っ早い、という話がありました。
アイルランドが1949年にイギリスから独立を勝ち取ったとき、
こんなジョークが流行ったそうです。
「これで、安心して内輪もめができる」
何気にこれが一番ツボにはまりました。
ボーダーコリー、いいなあ。。。賢くて可愛くて。
飼えないので寂しい。
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