ミステリーチョコっと日記 「時の娘」

本好きの私がこれまでに読んだミステリーの中から、面白かったものをご紹介していきます。
興味を引かれるものがあったら、山旅のお供に、ぜひ読んでみてください。



「時の娘」

作者 ジョセフィン・テイ
訳 小泉喜美子


■あらすじ■
薔薇戦争の昔、王位を奪うためにいたいけな王子を殺害したとして悪名高いリチャード三世｡彼は本当に残虐非道を尽くした悪人だったのか? 退屈な入院生活を送るグラント警部は､ふとしたことから手にした肖像画を見て疑問を抱いた。警部はつれづれなるままに歴史書をひもとき、純粋に文献のみからリチャード三世の素顔を推理していく。人間関係の奥に見えた真実とは?


■感想■
#よかった点#　
王子殺しの真犯人に迫り、これまで信じられてきた通説を覆す爽快な作品。歴史ミステリの名作です。

#悪かった点#　
特になし