ツミさん「ご飯だよー」

2015年05月02日 10:09未分類全体に公開

近所の公園にツミさんが巣を作って三年目。

今年は公園内にて一羽のツミさん（オス）を確認していたものの、いつも一人ぼっちで寂しげな様子から、パートナーがいないのではないかと危惧していました。
ツミさんが結婚したかどうか確かめるすべは巣を見つけて、そこにツミさんが入っているかどうか確認することでした。公園内を歩き回った結果、愛の巣らしきものがありました。
でもまだツミさんの巣かどうか確信がなく、その巣をずっと観察し、抱卵中のメスがひょいと立ち上がる瞬間でもとらえられないかと期待して、双眼鏡で見ていました。
しかし私だけでは観察に避ける時間は少なく、エージェント2号の情報でもはっきりしたことはわからなかったのですが。。。。

ある日の昼、ツミさんが外から公園に帰ってきていつもの木に止まりました。
足には獲物をわしづかみ。小鳥サイズの白と黒の何か。。
お気に入りの枝のうろに獲物をおいて毛（羽？）をむしり、食べ始めましたが、その合間の泣き声が
「クーククククク」

おお、これは！
子育て中、獲物を採ってきたことをメスに知らせて呼び寄せる合図です。
メスは抱卵中の間も、おそらく卵がふ化してからも、オスに食べ物を狩ってきてもらい、
巣から少し離れた場所で獲物を受け取って、自分で食べるなり巣に持ち帰って雛に与えるなりするのです。
オスはこの「クーククク」で、「メシだよー」、と呼んでいるわけです。

子育て中でなければメスも自分で獲物を狩るので、オスがメスに「メシだよー」と言っていると言う事は、ツミさんたちは無事パートナーシップを結んで子育てフェイズに入ったと思われます。
めでたしめでたし。

ちなみに、自分の見つけた巣が本当にツミさんのものかどうか確かめたく、引き続き時間のあるときに観察しています。巣は高いところにあるし、抱卵中のメスはうずくまっているので確認は困難ですが、昨日は尾が動いているのを見ることができました。
尾の特徴から、消去法でカラスではなく、オナガではなく、多分ツミさんであろうと思っています。

2015-04-29 アウトドアビレッジ抽選会とクマ

2015-05-06 塩船観音寺

お気に入りした人

人

拍手で応援

拍手した人

拍手

訪問者数：254人