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雨続きの直後なので渡渉が少し心配だが、どうせ人はいないのだから、最悪ズボンを脱いで渡ればいい。と思って渡渉地点に来てみるとやはり少し水量は多いが、膝上程度なのでまくれば行けそうだが、大事を取ってズボンは脱ぐ。長めのウールのパンツを少しまくる。もちろん裸足。躊躇なく行くのはここが初めてではないからだ。以前にも黒金山が通行止めの時に途中まで行ったのだ。嵐で濁流になった沢を渡った小川山に比べるとせせらぎだ。(渡るのを躊躇して引き返したパーティーもいたと後で聞いたので、無理はしないでください。)そして、これを渡るといよいよ鶏冠山、である。
テープがしっかりあるのと、道がはっきり判るのと、2度目であることもあって、急登の一人旅を満喫する。中間部がいくらか判りにくいが、木の幹を頼りによじ登ったり、アザミのトゲに刺さったりしながら足元に気を付けながら進むと、稜線の端っこの巨大な岩のところ、チンネノコル(ストックが刺してある。チンネって何?)に着く。ここが鶏冠の左端。右に進んで一つ目の岩登り。と、ここで人と遭遇。登ったことがあるので、自分が先導する。2つ目の岩登りは丸太が立てかけてある。以前、この上まで来たので、丸太も使いながら迷はず行く。一旦下って3つ目の岩。もちろん右の巻き道へ。(帰りによく見ると岩のすき間から上がれそうであった。これは次回の宿題。)木賊山の標識を左に行くとすぐに山梨百名山標柱。正面に国師ヶ岳。左に黒金山、乾徳山。国師ヶ岳の東の稜線はまだ歩いていない。天気は上々、日差しが痛い。痛い日差しは久しぶりなので、ちょっとうれしい。さあ、下りの方が危険だから、丁寧に行こう。
今日も最高だった!
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