「10代・20代の男性と保護者の方へのお知らせ」(10月15日)にこうあります。
「新型コロナウイルスに感染した場合にも、心筋炎・心膜炎になることがあります。感染症による心筋炎・心膜炎の頻度に比べると、ワクチン接種後に心筋炎・心膜炎になる頻度は低いことがわかっています。」
厚労省は、言い切っていいんでしょうか。ここにある感染症は、コロナのことだけを言っているのではない、とかっていうことでなければだが。
ワクチン分科会70回の議事録を見ると、伊藤委員が指摘していますが、添付されているコロナで心筋炎・心膜炎の「834」人の人数は実数ではありません。患者の4798人中4人の心筋炎・心膜炎の数字を、100万人の分母に合わせて208.5倍して作ったものが「834」人で、言わば空想の数字なのです。
これとワクチン後の心筋炎・心膜炎を比較して頻度が低いといっているなら、非科学的です。ウイルスにさらされているのは国民全員ですから、そもそも心筋炎・心膜炎の可能性はほぼゼロと言えるでしょう。さらに、横にグラフを並べているのはなぜでしょうか。そもそも年齢の幅が違っています。このように作為的な情報では、正しい判断ができません。
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