|
|
あまりの辛さに下山中は「もうしばらく登山は懲り懲りだ…」なんて思っていましたが、数日経ったらすっかりあの地獄の経験も忘れ、今は「次はどこに登ろうかな〜」なんて考えてます。
帰りの車内で映画『岳』のサントラが流れてきて、「疲れてうんざりしてる俺は島崎三歩にはなれないなあ…」なんて黄昏れてましたが、俺もちゃんと狂ってるのかもしれない…。
ただそうは言っても、もうあの重さの荷物を背負うのは絶対に嫌。
というか無理です。危険です。
いかに「重い荷物を背負って歩く」ということが危険か、身をもって体験しました。
重さによる体力消耗・脱水症状もそうですし、疲れて踏ん張りが利かなくなってるところで荷物に引っ張られてそのまま滑落しそうになるのが本当に恐怖でした。
なので目下の課題は軽量化！
恐らく前回の登山で最も私を苦しめる原因となった「水」については、他の登山者の方に教えていただいた「濾過器」を既に買いました。
入山時は最低限を持って上がれば良くなるという、夢のようなアイテム…。
ただ、登山前に頼みの水場がちゃんと生きてるかどうかの確認は必須ですよね。
※僕はお腹が弱くて不安なので、仮に「飲める」と書いてあっても濾過してから飲もうと思っています。
テント・シュラフ・マットに関しては僕の財務状態ではどうすることもできない（超軽量の高級テントはとてもじゃないけど買えません笑）ので今のまま。
残るは調理器具です。
現在は、キャプテンスタッグの小型ガスバーナーコンロを使っているのですが、コンロとガスカートリッジって結構いい重さなんだなということに気付きました笑
いや、これやっぱり実際に諸々背負って登ってみないとわからないことですよね。
登る前までは「別にこんなの大したことないじゃん」と思っていましたが、結局「一つ一つの重さは大したことない物」の積み重ねがアレになったわけですから。
まあ究極的には、調理器具は持って行かずにカロリーメイトや水で戻したアルファ米などだけで飢えを凌ぐのが一番軽量なわけなんですが、さすがに暖かいものを食べたいです…笑
という中で色々調べていくうちに、「固形燃料（とポケットストーブ）」の存在を知りまして。
いわゆる「旅館の鍋物・焼き物」の加熱に使われるアレですね。
コストも割と安く済むし、カップヌードルとコーヒーくらいしか作るつもりのない自分には必要十分なんじゃないかなと思ったわけなんですが…。
諸先輩方で使ってらっしゃる方はいますか？
もし特に問題なく山でも使えるようであれば、次回はこれに置き換えてみたいなと考えています。
テン泊登山者の皆さん、他にも軽量化・効率化を図れるようなおすすめの道具や装備などありましたら是非教えてください！
Tuckerさんのこの火打山、妙高山のその後、気になってましたが
やはりザックの重さにやられましたか
確かに水5.5キロは重い！
僕は少し前に同じルートを歩きましたが日帰り装備だったので歩けたかも知れません
でも妙高の外輪山のあのトラバース道はもうイヤ！
お気持ちわかります
テント泊装備での軽量化はズバリ、大物の軽量化
具体的には、ザック、テント、シュラフ、マットでしょうか？
このへんを軽量化すればすぐ4〜5キロほど軽量化できそう
ただ、軽量化をやり過ぎると今度は快適性が失われます
軽量化と快適性は常にトレードオフです
コメントいただきありがとうございます。
はい、完膚なきまでにやられました笑
水問題は恐らく解決の目処が立ったので、次回は少しは楽になるのかなと考えています。
それにしてもjunbaderさんの山行記録拝見しましたが、火打山妙高山を日帰りなんてすごすぎます…!!
「なんだこの人…化け物か…!?」っていう感想しか出てきませんでした笑(そしてお年を知って更に驚愕しました)
私もjunbaderさんを見習って精進します！
いえ、本当はTuckerさんと同じテンバで一泊して二つの山を楽しみたかったですが
テンバの予約が出来なかったので泣く泣く日帰りでした
自分も軽量化と安価に興味があって、アルコールストーブを自作していた時期があります。
下記のアドレスは最も参考になった「グルーブストーブ」の作者さんのHPです。
http://little-bit-works.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/groove-stove-bd.html
※SSL対応してないので、開けなかったら「グルーブストーブ」で検索してみてください。
燃料となるアルコールは別にして、重さは10グラム以下、廃品利用で価格もゼロに近いです。
アルコールストーブもいろいろありますけど、これが決定版と自分は思ってます。
こちらのHPではガスとの比較なんかも解りやすく解説されてるので面白いですよ。
コメントいただきありがとうございます。
アルコールストーブは、取り扱いを間違えると爆発しそうだし火が見えなくて怖いし「玄人向け」っていうイメージがあって、超絶不器用な自分には縁が無い物だと思っていました！
けど当然メリットもあるんですよね、ちょっとせっかくの機会ですので勉強させていただこうと思います！
テント泊はじめての多くの方ははじめてはあまり行程の長くないテント場…雷鳥沢、小梨平、北沢峠、もしくは途中で水や飲食料の補給が容易なところからはじめる方が多いんですけど、Tuckerさんやる気満々ですし、ぎりぎりで変更きかない部分もありそうですし、人に色々言われてより自身で経験するのが一番かなと思ってました。やはりキツかったですよね；
私自身、はじめてのテント泊は「誰もこんなテント場はじめてに選ばない」ってマイナーとこでしたから人のことは言えない身です。今ほど登山系SNSも発展してなくて情報もなく綺麗な名前の山に登りたいと言うだけで決めてしまったテント場でした。
コメントいただきありがとうございます。
吐く寸前まで追い込まれるほどキツかったです😱
山を、というより荷物の重さをナメていた、としか言いようがないですね…笑
本当は泊まりの山としては難易度の低い雲取山などからスタートしようと思っていたのですが、この暑さだと熱中症確定だな〜と思って長野にした、という次第です。
ところで画像とほぼ同じ物を持ってますが、使用したのは一度だけです。
その理由ですが、お湯が沸くのにとにかく時間がかかるんです。ほんの少しでも風があると炎が煽られて余計に時間がかかるし。
それに木材などの上に置いて使用すると、その木材が焦げるんですよね。なので鉄板でも敷かないと使えません。岩の上でなら大丈夫ですけど。
コメントいただきありがとうございます。
おかげさまでなんとか生還することができました。
実際に使われた上でのアドバイス、ありがたいです！
一応風よけの衝立は持っているのですが、確かにバーナーとは明らかに火力が違いますよね…底面の焦げについてもちょっと怖いので、再検討が必要みたいですね…。
私は、軽量化を図りたいときは、いわゆる「メタクッカー」を使っています。湯沸かしと簡単な煮込みならできますが、ガスと比べて風には圧倒的に弱いのでウインドスクリーン(風よけ)はあった方がいいですね。
https://www.yamareco.com/modules/diary/255871-detail-221325
コメントいただきありがとうございます。
エスビットのメタクッカー拝見しましたが、全部で200グラム強っていうのは良いですね…‼
今使っているのはバーナーだけで300くらいあるので…。
これは何か内部が特殊な構造になっているのでしょうか？それとも単純にポケットストーブと比べて風よけ効果が高いという話？
これならば風よけの衝立を併用することでかなり風の影響を防ぐことができそうですね。
第一候補に躍り出てます！
このゴトクの内部構造は単純で、底面にエスビットの受け皿が付いている位です．ポケットストーブよりは風に強いですが、風よけの併用をお勧めします。
なお、燃焼の際に少量のシアン化水素を発生するので、屋外か換気を良くして使用することが必要です(私はテントの前室で換気を良くして使います)。また、独特の臭いがあったり、鍋底に煤が付くなどのデメリットもあります。
まあ、軽量化と快適性・性能などは相反する要素があるので、どこまで我慢できるかでしょう。
一方、エスビットに似た燃料で「ファイヤードラゴン」というものもあります。これは毒性のないバイオエタノールを少量の凝固剤でゲル状に固めた燃料です。燃焼ガスにも有害物質を含まず、鍋底に煤も付かないようです(私はまだ使ったことがありませんが)。ただし、着火後は液化するので、こぼれない構造のゴトクが必要です。
https://moonlight-gear.com/products/firedragon-solid-fuel-27g-6-blocks
https://moonlight-gear.com/products/firedragon-solid-fuel-14g-12-blocks
追加のご説明、ありがとうございます！
クッカーの中に燃料から五徳からスッポリと収まるのは非常に良いですね、パッキングが下手なせいで60Lザックですらパンパンなので…笑
エスビット燃料は有害かつ非常に臭いという情報を目にしたので、固形燃料案を採用するとしても、エスビット燃料自体の使用はやめておこうと思います。
今のところは旅館の青い固形燃料で試してみて…って感じかなあと。
いやーそれにしてもやっぱり道具選びは奥が深いですね、迷います笑
私もvt250zさんと、同じように思いました。
軽量したくて、固形燃料を使いましたが
・沸くのが遅い
・下に敷いたものが焦げる
・鍋の底にベタベタしたものがくっついて取れにくい
で、結局、プリムスの1番小さい缶と手のひらサイズのカートリッジになりました。
参考までに。
コメントいただきありがとうございます。
やはり皆さん試行錯誤されているんですね…。
固形燃料は色々とデメリットが結構大きそう（エスビットは臭い？とかも）なので、ちょっと悩んでしまいます…。
プリムスの小型バーナーは60gくらいなんですね！自分のものがいかに重いかを痛感しました笑
出費は痛いですが大人しくガスバーナーにすべきなのかもしれないなと思い始めました…。
私も軽量化目的ですが、アルコールストーブ派です（厳冬期や強風時の実力は未確認）。100均商品でかなり安く揃いました。危険な理由や対策をきちんと理解しておけば問題ないと思います。
このタイプの固形燃料は長期保管すると、アルコール成分が揮発してしまう点に要注意だそうです。
ご参考：
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-357301
コメントいただきありがとうございます。
え、アルコールストーブって100均で買えてしまうんですか…!!（驚愕）
固形燃料のデメリットを皆さんからお聞きするとちょっと不安になってきたので、いろんな選択肢を再考したいと思います。
参考にさせていただきます！
道具の入れ替えによる軽量化がコスト面で現実的ではないという前提でお話しますと
今この瞬間からできる最も簡単な軽量化は『行動食以外の『食』を全て小屋に頼る』です。
↓例えばこの時の山行がソレです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4797128.html
この時は小屋提供の食事やカップラーメン等に頼りまくり（何ならビールも飲んでる）
食器類、火気類、日数分の食事＋αを削ってトータル2kg前後は軽量化してました。
『山では原則自己完結』というポリシーでもない限り、活用できるものは最大限活用して良いと思います。
ただし、山での自炊を楽しみにしている方には向かない方法ですね。
コメントいただきありがとうございます。
軽量化よりも何よりも、どう考えても化け物としか言いようのない山行記録に驚愕して言葉が出ません笑
いつかこんな山屋になれることを目指して頑張ります。
軽量化については全く仰る通りで、何ならテント泊なんてせず小屋泊、飯と飲料も非常食以外は全部山小屋で買え！って話だと思います。
なんですが悲しいことにとにかく貧乏なので、何とかできる限り自力でやり遂げたい（やり遂げざるを得ない）という方針…「地獄の沙汰も金次第」という言葉の意味が身に染みています笑
カップ麺やコーヒー用途だとするとご提案のは使いにくいと思います。時間や火力コントロールが出来ないし、それでいて遅いのがネックかと。
私ならnaoeさんと同意見、代替案がアルスト（使ったことはないですけど）でしょうか。メタはテント内での使用は中毒リスクがあり危険です。
予算に限りがあるとして、全体装備と重量を書き出して、皆さんにお聞きするのが良いでしょう。
あ、許容出来る予算も添えて（笑）。
コメントいただきありがとうございます。
やはり軽量ガスバーナーが一番確実かつ合理的なんですかね。
前回は本当にほぼ無風かつ暑いくらいだったので、テント内での調理なんて考えもしませんでしたが、確かに強風時や寒い時期のテント内での使用も想定しなければならないですね。
現状許容できる予算は恥ずかしくて言えないレベルですので、大物の買い替えは難しいですね…当座は工夫と気合いで乗り切ろうと思います笑
固形燃料は沸かすのに時間がかかる上に、外気温や風次第では沸騰仕切らないリスクがあります。
避難小屋内ぐらいでしか、安定して使えません。
私は、固形燃料はもう使っておらず、SOTOのウィンドマスターと言う最軽量バーナーに、110mlガス缶に使う分+αのガスだけ詰めて持参しています。固形燃料セットと同じくらいの重さです。
ところで、大物から軽量化するのを強くおすすめします。軽量テントは、メルカリでたまにお値打ち価格で出ます。私の愛用品と同じ、国産ダブルウォールでトータル960gのテントは、状態のそれほど悪くないものが、昨日3万円代でした。
輸入品は人気なので高値取引されますが、国産品は狙い目です。
検索条件に適うものが出品されたら、アラートをもらえる設定にして、気長に待ってもいいかなと思います。
コメントいただきありがとうございます。
調べたところ通常の条件下でも沸騰するまで10分弱掛かるとのことなので、悪条件下だと仰る通り沸かないなんてことも普通にありそうですね…。
前にガス切れで生煮えのカップラーメンを食べた記憶が蘇ります泣笑
ウィンドマスター、値が張るだけあって超軽量ですね！
明らかに予算オーバーですが、思い切って買ってしまいそうになります…。
今使っているテントは総重量1.5�圓函�恐らく登山用としてまともに使えるギリギリの重さだと思います。
ここから500g軽くできればかなり大きいな、というのは実体験を通してわかりましたので、大分先になってしまうとは思いますが「良いテント」も狙っていきます！
固形燃料+ポケットストーブ+風防+ダイソーメスティン+お米一合+お水 で炊きたての白米食べれるのでクッカー（バーナー+ガス）とは別にテント泊で持って行っています。
ただコストや軽量化の為ではなく、お山で美味しいご飯を食べたいからです。炊飯に失敗してもリカバリーのためにバーナー+ガスは必須です。ご参考まで
コメントいただきありがとうございます。
実は飯盒炊飯って憧れなんですよね笑
ただド素人の自分にはまだそんな余裕はないので、今のところ山の飯はカップ麺かカップ飯です。
いつか山で楽しく料理ができる日が来ることを夢見て、まずは登山技術と体力向上に努めたいと思います！
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する