「質問箱」にツエルトについての質問がありましたので、こちらにも転載しました。
私もツエルトは当然持っていますが、積極的に利用としての「幕営用」とビバーク用の「緊急露営」は以下の通りです。
幕営用
南アルプス南部縦走(光〜三伏)9月2名
北アルプス六百山〜霞沢岳〜徳本峠4月2名
八ヶ岳赤岳沢〜黒百合平8月単独
尾瀬燧ケ岳〜平ヶ岳〜至仏山5月単独
八ヶ岳阿弥陀岳南稜〜中山峠〜松原湖2月単独
緊急露営
八ヶ岳地獄谷8月2名
穂高屏風岩1月2名
以上は記憶にあるツエルト使用例です。
南アルプスだけは専用ポールを購入して使用しました。
その他は3mの細引きを4本用意し、2本はセンターに輪を作り両側に自在具をつけたもの。(所謂張綱)残り2本は末端処理をしただけのものです。
自在具付きはポール及びその代用としてのスキーのストックやピッケルが利用できる時用です。
細引きは一番細いもの。自在具も最も小さいもので十分です。
これならツエルトの袋に押し込むことができます。
全部で12mありますのでかなり離れたハイマツや木立から支点が取れます。
緊急時は張るのではなく被るだけです。二人で向き合えば座高分の空間が生まれます。
またヘルメットを被ればその分頭を濡らさず空間も生まれます。
生地を通して星空が見えてもそのペラペラ1枚が生死を分けます。
ツエルトはゴアテックス製でなければ、風よけで雨除けではありません。
ほかの方も書かれていますがゴアテックスのシュラフカバーは調理のことを考えなければ有効です。
ポールなど支柱を使う場合は余程条件の良い場合に限られ、基本は細引きで対処してきました。
快適性を求めるならダンロップテント。
軽量化を求めるならツエルト+細引き。
小学生と中学生の娘を連れて家族4人での槍穂高の縦走ではダンロップの6人用テントを担ぎました。
そういえば家族でGWに尾瀬に行ったときはダンロップ6人用に冬張りを持っていきました。
今、?今は一泊2食付きお弁当付き山行です。(笑)
テント担いで気ままな山旅。またしたいなー。
こんばんは!
ツェルトは便利ですね!愛用してます。
私も積極的利用は大きいの、緊急用のお守りは小さいのと使い分けています。
軽いのが一番の利点ではありますが、それだけではないです。
ツェルトは張り方は自分の考え次第で変化が楽しめ、状況に合わせることが可能で、そこにはなにより「自由」があります!
私はツェルトとシュラフカバーとカッパは山をうろつくにあたっての最強の装備だと思っています。
張り方はその時その時で考えて変えてます。
夏の温かい時はツェルトすら要らないくらいなので適当です。
屋根だけでも全然大丈夫。(落ち着く空間が欲しいだけ?(笑))
寒ければ屋根の下でガスでも焚けばそれだけでかなり温かいです。
天気が良く面倒な時はツェルトもタープも割愛してシュラフカバーのみ。
ツェルトは広い!あんなに軽いのに大ツェルトはソロテントよりもずいぶん広いです。
冬は雪が多ければ穴掘れば良いのでツェルトは玄関のドアですが、寒いだけで雪が少ない山ではなるべくちゃんと張ります。
隙間はマットその他の装備でなるべく塞がないとサラサラ雪がツェルト内をサァ〜っと通り抜ける羽目になったりします
雨も下界(関東!)の台風程度であればシュラフカバーがあれば問題ありません。
逆にトイレが便利だったり(^^;)
快適ではないけど、そんな時はテントも快適じゃないですよね(^^;)
自分と布(ツェルト、タープ、テント)の間に空間があることがとても大事で、肌にくっついてしまうとダメです。
一番弱いのは風と湿った雪かなと思います。
積極的利用には条件を読んだ方が賢いかと思いますが、緊急時は快適を云々してる場合ではないので、あるとないでは本当に命にかかわるのではないかと思います。
私は全ての角に細引きを付けているので(長さは変えて)、設営にはさほど手間取ることもなくて、条件の良いところではテントの設営よりも早いくらいです。
ツェルトにはあらかじめ細引きを付けておかないと大変苦労するに違いないと思います。緊急時などは特に。
紐で立ち木に固定したり、手持ちのストックや落ちている枝などで立ちあげたり、なにしろ空間を作ることが一番ですね。
かぶっただけよりもずっと快適で安全なビバークが出来ると思います。
周囲の石や木、落ちている木片、手持ちの装備を使って広げています。
これはテントの設営にしてもそうで、ペグは持って行かないですが困ったことはないです。
ツェルト、カッパ、ヘッデン、お湯を沸かせる道具(テルモスでは無い!)、防寒具は絶対に持つべきものですね!
先日やらかして「ヤバっ!」っと思った時につくづく再認識しました(^^;)
miee様
底割れで雉撃ちは土砂降りでないと滞留しそう。(笑)
経験者談(笑)
キノコ狩り事件ではツエルトを使わずに済んだんですよね。
はい、おかげ様でツェルトは使わずに済みましたが、一歩間違えればツェルトどころかあの世行きでした
今考えてもゾッとします。
ヤキが回ったのだと思います。
あの時、立ち上がって帰れたから良かったものの、そうでなければココヘリ頼みのビバークでした
ツェルト、エマージェンシーシュラフカバー(ペラペラの手の平に収まるアルミ?のやつ)、ダウン下着上下、冬靴下その他緊急ビバーク道具は持っていましたが使いたくないですよね〜
ケガしたら余計に寒いので、ツェルトが無ければ骨折程度でもあの世に行くかもしれません。
その後あばらの痛みはかなりひきましたが、右脇腹から胸の形はあきらかに変形しています(^^;)
何本かやられてるな〜(^^;)
昨日はリハビリで牛ノ寝通りを歩いて小菅に下りました。
わざわざ上野原駅前の一福食堂という昭和ノスタルジックな店でビールを飲むために小菅からバスに揺られました。
終点に到着して目を覚ましてビックリ!
駅前が開発されてすっかり変わっており、立派な5階建てのビル!
私は頭が混乱してしまい、夢を見てるか間違えたのか…???
事態が飲み込めず、思わず運転手さんに「ここはどこですか?」と聞いてしまい笑われてしまいました。
今年3月に変わったのだそうです。
一福食堂は無事でした!
mieeさん
手遅れかもしれませんが一応医者に診てもらったほうがいいのでは。
一福食堂ですか。
評判いいみたいですね。
実はわたくし、塩山より手前の学割の利かない駅には降りたことがないのです。
当分山歩きはできないので一福堂にラーメンでも食べに行こうかしら。
こんばんは。
boraさんの日記経由で質問箱を見に行きまして、私も回答して来ました。
遭難し救助を待つ間、一晩強風雨を凌ぐのにツェルトに救われた部分も大きかったように思います。
細引きは、確か私も頂点用に6m(2つ折)が2本、底辺4隅用に1mが4本、だったように思います(・・今手元に無く確認できませんが)。
自在は小さくてショボイのを選んでしまったためか緩みやすかったのがマイナスでした。
ザックは未回収なんですよね。
以前前穂北尾根に一斗缶をデポして置いたら見事に熊に食われてしまいました。
いろいろな意味で春が待ち遠しいですね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する