カテゴリー「山辺のカフカ」の日記リスト
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2024年 06月 11日 16:40山辺のカフカ
確か高校1年生の夏だったと思います。
53年前ですね。(笑)
金峰山を裏から登るルートがある。
甲府のバスターミナルから終点の金桜神社まで乗りそこから金峰山を目指しました。
降りる際車掌さんに「道沿いより電線沿いが近道よ」と教えてくれました。
途中の沢沿いには今は無いようですが、御室小屋と
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2023年 08月 25日 21:38山辺のカフカ
子供のころテレビで富士山山頂から自転車で降りる人たちのことがニュースになっているのを観ました。
へー自転車で富士山降りられるんだ。バカじゃないの。と思ったものです。
ところが流行りものにすぐ染まる私は気が付けば一家4人にBTMを揃えていました。
そして富士山もブルドーザー道を使えばMTBで下山
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2023年 08月 25日 20:46山辺のカフカ
三度目の富士山は娘が小学校3年生と6年生のころ。
かみさんの友達が霊峰富士に登りたというのでパジェロで向かいました。
パジェロなので当然登りから滝沢林道。
ちゃんと林道の入り口を調べてから向かいました。
いざ林道に入ってみるときれいに舗装されている。
しかししばらく行くとところどころにダン
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2023年 08月 25日 20:14山辺のカフカ
2度目の富士山は1回目の3年後ぐらいでしょうか。
仕事上の協力会社の人が富士山に連れて行ってというので山岳部の後輩も誘って2台目の車、新車で買ったシビックで出かけました。
また佐藤小屋の駐車場に止めて登りました。
どうしたことか厳冬期の衝立岩を単独で登っていた後輩が体調不良で途中の小屋で待って
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2023年 08月 25日 18:43山辺のカフカ
「お前富士山のぼったことないのかよ。」と友人に言われ、ならば登ってみるかと27歳のころに会社の先輩からもらったセリカGTVで向かいました。
地図で見ると富士スバルラインの先に滝沢林道というものがあるのが分かったので、下りはそれを使えば片道料金で済むと皮算用しました。
ところが料金所で「片道」とい
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2023年 02月 18日 20:42山辺のカフカ
標記の日記で穂高駅からタクシーで七倉まで行ったと書きましたが、間違えでした。
穂高駅で登山届を出してタクシーに乗ったと思っていたのですが、当時の記録が出てきたので確認してみると記憶違いでした。
昭和55年3月27日
新宿23:45信濃大町6:14 3,900円
信濃大町タクシー 葛温泉8:4
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2021年 08月 23日 00:08山辺のカフカ
山を歩き始めて50年。
未だに記憶に残る山小屋(有人)について記します。
奥秩父 笠取小屋
お金のない高校生の頃はもっぱら山小屋が冬季開放中を狙って歩きました。
ところが笠取小屋に着くと暫くして小屋の親父が上がってきた。
仕方がないので450円払いました。
その代わり親父さんが近くで採っ
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2020年 11月 15日 16:28山辺のカフカ
キジ場
山岳部で習った言葉です。
藪に隠れるようにしゃがんで雉を撃つ姿と野糞のそれが似ているからでしょうか。
大便は大キジ。
小便は小キジ。
トイレットぺーパーはキジ弾。
夏に笠取小屋のトイレで大を落とすと金蠅、銀蠅が何十匹と一斉に奈落から飛び立ち我が臀部にぶち当たる。それ以来トイレは彼
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2020年 05月 20日 22:30山辺のカフカ
Each, in its own way, was unforgettable.
It would be difficult to Tokusawaen! By all means, Tokusawaen.
(いずこの地もそれぞれ忘れがたく、比較は難しく……ローマです。なんと申しましてもローマ
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2019年 08月 15日 12:01山辺のカフカ
質問箱の回答には馴染まないので日記に記します。
少し乱暴に書きます。
天幕の中が水浸しになったくらいで小屋に逃げ込むくらいなら幕営するな。
(こういう時は大体小屋も満杯)
排水性を考えて幕営地を選定しろ。
(下が土や窪地で排水性が悪い場所は予め排水用の溝を切る。)
(豪雨の中、上流のテン
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2019年 07月 18日 14:55山辺のカフカ
多分30代前半たったと思いますが、たまには岩登りではない「遥かな尾瀬」にでもと、後輩と鳩待峠から入り至仏山、スズヶ峰、大白沢山、平ヶ岳と歩きました。
今の様に便利な夜行バスなどなく電車とバスを乗り継いで鳩待峠に辿り着いたと思います。
既にこのころから歩き方はいい加減で、気が付くと登山道を外れ
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2017年 09月 13日 11:09山辺のカフカ
若かりし頃、後輩たちを夜行で幕営地を確保すべく奥又白に向かわせ、私とサブリーダは朝の列車で悠然と奥又白へ向かいました。
ヘッデンが必要な時間になり、ふと気が付くと聞き覚えのある後輩たちの声。
振り向くと左手後方の尾根のシルエットに後輩の頭数のヘッデンが蠢いている。
後輩の名前を次々と呼ぶと全員
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2017年 09月 01日 23:25山辺のカフカ
中学生の時「単独行」を読んで槍ヶ岳に登るなら厳冬期の北鎌尾根からと決めていました。
かみさんと知り合ってから、越沢バットレス、1月の谷川東尾根とトレーニングを重ね、いざ厳冬期の北鎌尾根へ。
ところがバイト先が辞めさせてくれない。
すったもんだして3月に晴れて穂高の駅に立つことができました。
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2016年 10月 22日 21:23山辺のカフカ
7月に中倉山に上久保沢ルートから中倉山と山毛欅の木まで歩きとてもよかったので、今度は横場山ルートを歩きながら紅葉を愛でようということになり、初心者の先輩の奥様を本部待機として、エキスパート3人で歩くことにした。私先日赤岩岳敗退をしているので、今回も敗退したら山を諦める覚悟で臨む。
結果はとてもつら
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2016年 10月 11日 16:52山辺のカフカ
今日は遅めの夏休みです。
昨日、赤岩岳山頂直下でリングワンデリングに近い失態を演じるとは夢にも思いませんでし
た。
昔八ヶ岳で猛吹雪の中、横岳から硫黄岳に向かう時、台座ノ頭で北北東の広い尾根に入ってしまいました。
猛烈な風がぴたりと止み、ルートの間違いに気がつき戻ろうとしますが、なかなか正規
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2016年 09月 25日 08:21山辺のカフカ
後輩と我が城四畳半で、どこか行こうというはなしになって、地図を嘗め回す。
ゲジゲジ探しです。
おお、ここどうだ。いんじゃないすか。行ったことない地域だな。
ただでもらったセリカに乗り込み六日町を目指す。
当時はまだ関越トンネルがなく三国峠をタイヤを鳴らしながら抜けていく。
野生の勘で一発で
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2016年 07月 02日 23:45山辺のカフカ
術後3回目の山歩き。
今回は40年前に散々通った松木沢の岩場の上にある中倉山へ行ってきました。
今回は先輩の奥様も一緒なので道のあるルートを選びました。
林道を歩いているときはもう帰ろうかしらと思うほど絶不調でしたが、我慢して歩いて稜線に出たら、少し元気になりました。
目的は話題の山毛欅の木
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2016年 04月 13日 01:06山辺のカフカ
本当は書かないほうがよいのかもしれませんが、敢えて書きます。
アクシデントで連泊した小屋を除けば最も利用させていただいた小屋は
赤岳沢と地獄谷の出会いにある赤岳沢出合い小屋です。
当時お金のなかった私は電車を降りてからすぐ山に入れる赤岳沢がお気に入りでした。
清里の駅から清泉寮を突っ切ってす
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2016年 04月 12日 23:58山辺のカフカ
もう三十数年前に思い出です。
後輩二人との三人パーティーで屏風右岸壁から前穂正面滝谷北鎌尾根という連続登攀を計画しました。
今から思えば偏差値55の輩が東大を受験するのと同じです。
暇だった私が50キロ近い荷物を背負って一人北穂小屋にデポすることになりました。
11月後半の連休でした。
鎌
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2016年 04月 12日 01:19山辺のカフカ
昨晩久々に避難小屋の夢というか、入院中に夢うつつに一人で冬季小屋に泊まっている思いをして、懐かしさを感じたので今までお世話になった無人小屋のことを書きます。
私が本格的に山を歩くようになったのは中学3年生です。
初めて泊まったのは鷹巣避難小屋。
まだ暖炉があった古い小屋です。
ホエーブスのあ
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2016年 01月 01日 03:41山辺のカフカ
今テレビで第一次大戦の記録フィルムが流れていました。
この大戦で塹壕が普及したようです。
塹壕。トレンチ。そこで着る外套がトレンチコートですね。
長い塹壕戦で足は常に湿り寒さに晒されます。
その結果、足の指の神経が刺すように痛みます。
その痛みが一か月から二か月づきます。
これが塹壕病で
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2015年 05月 14日 16:22山辺のカフカ
今から34年前?2月のお話です。
越沢バットレスで今のかみさん(昔は恋人)とアイゼンを履いてトレーニングをして
仕上げに谷川岳の東尾根を登ってみることにしました。
3月の北鎌尾根へのトレーニングなので尾根の途中でテントを張って一泊の行程です。
ノー天気に遅い時間に出かけたと思います。
取り
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2014年 11月 26日 12:24山辺のカフカ
高校で山岳部に入りましたがゴールデンウィークの計画はなかったので加藤文太郎を決め込みました。
また、中央本線始発6時15分です。
むしろこの電車に乗って遠くまで行ってみたかったのです。
韮崎駅で降り増富ラジウム温泉行きのバスに乗ります。
増富ラジウム温泉からは歩きです。
とても気持ちのよい
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2014年 11月 25日 18:47山辺のカフカ
3月に鷹の巣山を一人で登り、凍った登山道に懲りていたので今度はアイゼン持参です。
今度は幼馴染の友人を誘いました。
友人にもX型アイゼンを買わせ、二人で何秒でアイゼンを装着できるか軍手をはめて練習を繰り返しました。
ルートは一杯水から上がり、酉谷山から小川谷を降りるコースです。
あの頃は中央
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2014年 11月 21日 08:58山辺のカフカ
「おやじが危ないから行っちゃだめだっていうんだ。」
「わかった。それじゃー予定通り。」
と言って電話を切りました。
予定通り友達と二人でハイキングに行くと親には言って翌朝家を出て行きました。
中学校三年生。卒業を控えた3月上旬です。
氷川駅(現奥多摩駅)を降りて水根でバスを降りる。
民家
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