3月に鷹の巣山を一人で登り、凍った登山道に懲りていたので今度はアイゼン持参です。
今度は幼馴染の友人を誘いました。
友人にもX型アイゼンを買わせ、二人で何秒でアイゼンを装着できるか軍手をはめて練習を繰り返しました。
ルートは一杯水から上がり、酉谷山から小川谷を降りるコースです。
あの頃は中央線と中央本線の区別がつかず中央本線の始発6時15分の茶色い客車に乗り、絶好調の気分で立川に向かい、そこからやはり茶色い電車に乗り氷川(奥多摩に変わっていたかもしれない。)に向かいました。
電車賃は東京管内から320円でした。
歩きだしたのは9時頃からだと思います。
暖かったことを覚えています。
一杯水の避難小屋は有料と思っていたので中をのぞきませんでした。
酉谷山の山頂にはなぜか行きませんでした。
酉谷山避難小屋は扉も無く、床も抜けていましたが、谷に向かい空いた窓から見た景色は忘れがたいものでした。と言って全く今はどんな景色だったかは覚えていません。
さて下りです。
とにかく暗かったです。
今のようにすぐ林道に出るのではなく、現在左岸から林道に出るあたりから、右岸にわたり、いくつのもの桟道を利用して下るルートでした。
日原鍾乳洞の直前で林道に出た記憶があります。
既にその時はあたりはうす暗く、日原発はもう終わっていましたが、茶屋のおばさんが東日原からならまだあるわよと教えてくれたので、東日原まで走りまくりました。
結局、雪も氷も無くX型アイゼンは使わずじまいでした。
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