小学校のころ「横断歩道は手を挙げて渡りましょう。」と教育された覚えがあります。これは背丈の小さな子供が運転手の目に入りやすいということでしょうか。
今でも同じ事を教育指導しているのでしょうか。
街中で信号が青になりまっすく手を挙げて脇目も振らず渡る子供をよく見かけました。なぜこんな危ないことをさせるのでしょうか。我が家の子供たちには道路を横断するときは運転手の顔を見て目が合ったら渡りなさいと教えてきました。
手を挙げていれば車が無条件に止まるなら事故など起きません。
さて最近熊の目撃情報が多いです。我が村でも村内放送が流れます。
結論から言うなら熊に襲われないためには熊が人間を発見するよりも前に人が熊を発見することです。
そのためには足元ばかり見て歩かず、進行方向を見て左右を見て、そこに熊がいないことを確認して進むことです。
熊は野生界で最も黒い動物だと思います。
動物の動く音を聞く。
熊鈴やラジオの音で笹の揺れる音や木の枝が折れる音を聞き逃しては熊の防衛ラインに入ってしまうかもしれません。
気の利く熊ならジェラシックパークの恐竜のような唸り声をあげてくれます。
聞き逃さないでください。
根曲竹は熊の好物です。
お互いに下ばかり見て根曲竹を採取していてはごっつんこ、熊は驚いて一撃を人間に食らわせます。
熊が人間に気がついてもその人間がどんどん自分に近づいてきたらこいつは敵だと判断して人間を倒しにかかります。
あとは熊の脱糞所では細心の注意を。
尾根の肩や雪渓の上部など見通しの良いところ、つり橋の真ん中はどちらにも逃げやすく熊の脱糞安全地帯です。
熊をはじめ野生動物も歩きやすいところを歩きます。
登山道や獣道です。
ブランドコーナーを走って曲がると熊にぶつかるかもしれません。
知床では山の奥地よりも海岸沿いの方が糞が多かったです。
足元ばかり見て歩かず、遠くを見て、熊に気づかれる前に熊に気づきましょう。
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