血税から放送受信料を支払う

６月に入り信濃毎日新聞に連日のように長野県内の公官庁の公用車に搭載されているカーナビに付帯したTVについてNHKと受信契約がなされていなかったとして遡及して受信料を収めるという記事が掲載されました。
我が松川村でも未契約未払いが発覚して425,844円を村税収入等の一般財源から充当するそうです。
発覚のきっかけはNHK長野放送局より契約内容の確認依頼だそうです。
私の知る報道に限り長野県で1800万円、埼玉県で4800万円。
強引ですが平均3,300万円として４７都道府県を掛けると市町村分を別にしても
15.51億円もの税金がNHKに支払われる計算になります。
公務員は担当部局が厳重注意を受けるぐらいでこの仕組みを見逃しても自分の懐が痛むわけ無いのですから。
NHKはいいところに目をつけました。
これを発見したNHK職員は昇給昇格でしょうか。
しかし自動車会社はカーナビにTV機能が付いていれば契約義務が発生することを伝えていたのでしょうか。
またTV機能の無いカーナビの選択肢が非常に少ないことはNHKに忖度しているのかな。
国産輸入に関わらず上級車種にはほぼTVが標準装備です。
以前ポルシェはTVなんかつけていませんと胸を張っていましたが今はどうでしょうか。
またアウディ、メルセデス、BMWは標準装備のTVは外せないと言っていました。
しかし我が村はNHK長野放送局の指導に基づき、６月１３日までにテレビアンテナケーブルを切断したそうです。
私はTVとラジオのアンテナは共用かと思っていましたが、ちゃんとラジオの機能は残るそうです。
さて先日、放送法が改正されインターネットでの番組放送も正式な業務になったそうです。
今は民間公官庁を問わず職員一人に１台のPCさらにはスマートフォンを持たされています。今はただの聞き逃し配信を聞いているあなたに請求書が来る日も遠くは無いのでしょうか。