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望んではいないものの、山行中に気圧の谷が通過することも時にはあります。悪天候が連続するようであれば中止ということもありますが、仕事の合間のせっかくの長期のお休みともなれば、その前後の好天が見込めれば、なかなか中止とまでは決めきれないもんです。
(;¬_¬)
レコユーザの多数の方々も知っておられるかも知れないのですが、私は雷の閃光があってから雷鳴が聞こえるまでを毎回、数を数えています。
これは秒数をとることでカミナリとの距離を測るためで、音の速さが1秒感で約333mとして、例えば閃光から3秒後に雷鳴が聞こえたとなると1kmほどのところに落ちたと考えられ「かなり近いな」と考えられるからです。
とはいっても雷はランダムに落ちるものなので予測はできませんが、ある程度の心づもりぐらいにはなると思います(ΦωΦ)
コツとしては、「12345」と普通に数えると意外と早いので「イッチ、ニッイ、サッン」とリズムを刻むように数えるか、単純にカウントした数字の半分をとるか、ちょっと練習が必要ですが、すぐ身に着きます。
過去には、槍ヶ岳を目指して表銀座の常念岳から大天井岳に向けて歩いてる、けっこう長い間カミナリがなっていましたが、かなり遠い雷雲のものだったので、それほど怖くなかったこともあった。
一方で、一昨年に行った悪沢岳から悪沢小屋に向かっていた時は、閃光とほぼ同時に横に走るイナズマと空気を裂くような轟音を聞いた時は「死ぬかも?」と思いました∑(OωO; )
幸い近かったのは、その1発だけでした( ̄∇ ̄)
あと、遠いところの雷の発生を知るのに携帯ラジオが役立ちます。「ザッ、ザッ」といった雑音と違った明瞭な音が入ると、どこかでカミナリが発生してると考えられます。
入道雲や黒い雲の発生やその動向の観察などの観天望も大事かと思います…。
まぁ、事前に山行を中止できる「タイミング」が一番と思いますが、夏山ではいつ通り雨にあうとも限りませんから(・・;)
書籍でヤマケイ文庫の「ドキュメント 気象遭難」なんかを読んでみるのもオススメです。
いつの頃に、誰に教わったのか、テレビだったかも忘れるくらい前から行っている習慣です。自宅でもできるのでオススメ?と思います(。>ω<。)
写真は、29日に赤城山の黒檜山からみた地蔵岳、この時は、カミナリが遠くで鳴っている時期、寒気の雨雲が接近する時期、近くにカミナリが落ちている時期が、けっこうハッキリしてました(;^_^A
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