初めてのテント泊（思い出話）

　私が初めてテント泊をした思い出は、登山 を始める前の「バイク旅」でした。

　私の若い頃（昭和40年代、50年代）って「自転車日本１周旅」なんかの話もよくあって、漫画の「サイクル野郎」なんてのをよく読んでたりしました。

　そこによく出てくる用語で、いわゆる「野宿」（テント泊に限らない）にちょっと憧れていました。いつか野宿がしてみたいといつも思っていました

　20代になってバイクを買って、お金がないので「ユースホステル」なんかにもよく泊まりましたが…やはり旅は「野宿」と思い、ちょっとづつ用具も揃えてようやくテントも買いました。（当時も１人用でしたね。）

　 お試しで、紀伊半島１泊２日の予定をあえて宿泊場所を決めないままに出発しました。
どこかのキャンプ場でもよかったのですが、今ほど情報量の少ない頃でしたので結局、白浜より南の人気のない空き地で幕営しました。

　初の野宿は、「草」の音や、明らかに「生き物」（タヌキ？）の音が気になって結局、恥ずかしながら一睡もできませんでした。また一番気になってたのは「人」が来ないかなってことでした。（怒られたらどうしよう？）

　その後、何度かヘコタレずにチャレンジを続けて、１番の思い出としてはテントで５泊　（いずれも道端や公園）した東北旅行でした。

　当然なことと思いましたが、ゴミを残さないのも当然ですが、現状復帰（というより最初から壊さない）に気をくばりました。トイレもバイクがあるので、公衆トイレまたはコンビニまで我慢してましたね。

　50歳を越えた今は…趣きのある「宿（やど）」も興味津々ですね

Karankurunさんの日記を拝見していて以下の記述がありました。
三伏峠小屋のFBからのお願いだそうです。

https://www.yamareco.com/modules/diary/27351-detail-146853

【以下は引用です】
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

拡散希望！！

　困りました・・・・。
　本当に困るんです。

　南アルプス国立公園内指定のキャンプ指定地を外れて幕営するのはやめてください。
　私たち、小屋の管理者としてもなるべく多くの登山者に幕営して頂けるよう、テントサイトの整備に努めております。

　また、自然環境への負荷を軽減する方式のトイレを整備してあります。管理維持の為の使用料を少なからず頂戴はしておりますが、利益を生むほどのものではありません。

　キャンプ指定地として登録されている場所には、そのエリアの状況を加味して環境維持できる最適な容量が計算され、幕営が許されています。

　つまり、その範囲を超えて幕営を強行することは、その許容量を超えてしまう事を意味します。

　その意味を理解している上で違法幕営している方、意味を深く考えない無責任な登山者に本当に困っております。

　幕営地が満員の時には、山小屋への｢素泊まり泊｣をお願いします。

　これはお金の問題ではなく、山を愛し、山へ登る方の最低限のモラルです。その理由は多くは語りません。

　更に、一つお願いがあります。

　例えば、４人で来て一人用テントを４張りしようととする方がいます。

　混雑時には４人→４人用テントの利用をお願いします。

　権利を主張する世の中、基本的には予約を受け付けてないテント泊は｢早い者勝ち｣の要素が強いのは確かです。

　但し、なんでも有りではありません。

　上記のように、幕営出来ない方が必ずでて参ります。
　そして違法幕営も。

　自分だけが快適であれば良いという考えは、この際、一切お控え頂くようお願い致します。

　個室が良い方は、三伏峠小屋にも個室宿泊の対応があります。
　数に限りはありますが、こちらのご利用もご検討下さい。

　幕営できる　　出来ない　　受付での押し問答。

　違法幕営者に対する撤去のお願いなど、

　私たちも、皆さんも。
　厳しい自然環境内のルールを理解していれば、大切にする気持ちが有るのであれば、このような説明すをる必要もなくなるのだと感じます。

夏山シーズンは始まったばかり。
どうかお願い致します。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

とのことでした。

　「自由」であるためには「マナー」や「遠慮」、「義務」「責任」はつきものです。それらがあるから自分の「自由」を他人からも認めてもらえるのではないかと思っています

写真左：バイク旅の頃（91年10月）たしか…九頭竜あたたりのキャンプ（スキー）場
写真右：昨年訪れた、三伏峠小屋のテント場（塩見岳の山行でした）

【追記】
　海の日の３連休は、仕事の都合で山行できなかったです
　今年はまだテント泊してません

コメント

k-yamane

RE: 初めてのテント泊（思い出話）
Osanさん、こんばんわ。
同じくライダー上がりのyamaneです。
初っ端が紀伊半島ってのも同じ。
(私の場合はたまたままったりしていた潮岬近くで
民宿のおばちゃんに捕まって泊まることに。)
サイクル野郎は当時の少年のあこがれであり、
バイブルでもありました。体力も根性もなかった
私はチャリンコ小僧にはなれませんでしたが、
自転車乗りには今でもあこがれるものがあります。
漫画も今ではネットで買えるようですが、
少々お高いようで手が出ません。

私も今年はテン泊山行できてないので、、
お互い行けますように。。

オーさん@Osan

おはようございます、コメントありがとうございます。
最近は、年配のライダーさんも多いですね。
だいたい同世代と思えます。
レンタバイクも借りてみたいですが…レンタル料が高いですよね。
山行費用も減ってしまいます
初日が台風通過にあわせたものの、風にあおられセンターラインをはみ出すほどでした。
初ケガも、この紀伊半島旅行でした。
今の登山にも役立つ体験でした