![]() |
久しぶりに良きアメリカ映画っぽさを感じたように思えました。
ストーリー等々は見る楽しみもありますので省きます。
【映画「フォードvsフェラーリ」】公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/
【映画「フォードvsフェラーリ」】
https://ja.wikipedia.org/wiki/フォードvsフェラーリ
1966年当時のル・マン24時間レースや、そこにいたるまでのカリフォルニアでの背景も含めて、当時の再現は、空気感も含めて、製作陣のこだわりを感じられました。
この「こだわり」はクルマそのものにもあって、50年以上前のレーシングカーともなると博物館級のものを見事に再現している。
「走行シーン」の臨場感もなかなかのもので、見ていて自分も乗ってるかのような感覚(製作者の意図にはまって…)、肩に力が入る気もしました。このシーンには臨場感の再現のため、あえてCGに頼らず、カメラによる撮影にこだわり70年代の映画「栄光のル・マン」(スティーブ・マックイーン主演)等々の手法を参考にされたそうです。
ル・マン24時間レースといえば、スピードはもちろん、24時間かけて雨や霧、夜の暗さ等々を克服するドライバーのテクニック、闘争心、メンテナンスクルー等々の全ての分野に完璧を求めるレースですね。これを映像で再現して映画観客に臨場感をあたえるというのもスゴイことだなと思いました。
実際、映画化の話しは2011年からあったそうですが、今にいたったのも仕方のないことと思います。
全編を通じて、1960年代という背景から「アナログ」感も感じれると思います。
2人の主人公を通じてストーリーが展開していきますが、その周囲の人々も含めて感覚や思い、感情といったものが、今ではみられなくなった「アナログ」感に思えました。そういった点で、ヒューマンドラマにもなっています。
スピード感もさることながら、コーナーに入る時の減速…ギアチェンジ…アクセル…回転計の針がスーっとレッドゾーンすれすれに戻る。(アナログの世界ですね)

(ホームシアターがあれば別ですがね

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する